8888 | 北京・Ma Chine...

北京・Ma Chine...

旦那様はマイペースな中国人。

日本に連れ込まれた旦那様の奮闘や、
中国を好きになろうと切磋琢磨する
私の日常・・・

それは立春を迎えた日の夜・・・もう日付も変わろうとしていた時のこと。

 

突然中国人夫が、

 

「しまった!!!」と言いながらダウンジャケットを羽織り始めた。

 

ど・・・どうした?

 

「やばい、やばい、これはいけない、コンビニに行かないと!!!」

 

突然ワクワクし始めるわたくし。

こういう何かよくわからないアクシデントには

是非とも首を突っ込みたくなるのだ(おばちゃ〜〜ん)

 

小雨が降る中、パジャマにダウンを羽織っていそいそと出かける。

 

「夜道は危ないからね、あたいもいくよ」

 

「これで大丈夫かな〜、できるかな?」などとぶつぶつ言いながら歩く夫についていく。

 

無事にミッションを達成できた中国人夫曰く、

 

「○○さん(台湾人)から立春の日に8888円を振り込んで欲しいと言われてたんだよ」

 

 

この○○さんはいつも運転手付きのベントレーで現れるおばあちゃま。

やっぱりこういう方というのは、験担ぎもするんだな〜と。

確かに「お金にまつわる神社」に行った時も来ていたのはいかにもお金がありそうな人が多かったもんね。

「8」という数字は中国人が好きだということは知っているけれど、

面白いな〜。

 

きっと○○さんは立春の日の日付、通帳に並んだ「8888」という文字を見てニンマリした事でしょう。

 

翌日、夫には、

 

「何百倍にもして返します。ありがとう」とメッセージが。

 

それを聞いてニンマリしたのは夫ではなく、わたくしでした。