北京の女性達 | 北京・Ma Chine...

北京・Ma Chine...

旦那様はマイペースな中国人。

日本に連れ込まれた旦那様の奮闘や、
中国を好きになろうと切磋琢磨する
私の日常・・・

北京の女性達・・・・

どうしてこうもざっくりとバサッと言ってくれるんだろう?というくらい

はっきりといろんな事を言ってくれる。

主人の同僚の女性達と食事をした時の事、いろいろと聞いてはいたけれど

それなりに覚悟をして行ったつもり・・・・

「今日はどちらに泊まるの?」

「○○です」

「あなた達は結婚してないから一緒に泊まったりしたら犯罪になるのよ!」

その当時はお付き合いをしていた頃でまだ主人の実家に泊まるのははばかられた為

ホテルを取ってもらっていた。

「日本の文化で何か勉強している事はありますか?」

「特にないかな・・・」

「私はお琴、生花などを勉強した事があります、あなた勉強きらいなの?」

よ、よけいなお世話じゃ~~~~!!!!

一応日中友好と思って行ったけどしまいにはムスッともなるわ!

主人の友達の彼女なんていともあっさりと

「ごめんなさい、日本文化にはあんまり興味がなくて、でも以外に日本も進んでいるんだね~」

と言われそれ以上会話は続かなかった。

この人たち、一応中国系航空会社の国際線のスッチーと某公的な機関で働く

とってもエリートな人たち。

O型楽観主義の私でも興味がないと言われたらちょとムカッとするよ。

でも以外に周りはそんな人ばかり、中国の方が日本よりも進んでいると

思っている人が多い。そんな発言を聞くたびに頭の中には?マークが一杯。

あれっ?そうだったっけ??

親戚連中などは鼻ッから日本の事など頭にはない。

「日本ではこうでも中国ではこうなの!!!!」と日本人の意見などは求められていないみたい・・・

この間は親戚が集まってあるレストランで食事会、人数も多いのでもちろん個室。

もちろん3人いた子どもたちは大人しくしていない個室から飛び出してどこかに行ってしまった。

娘はまだ小さくてお子様椅子で大人しくしていた。

すると・・・

「chouchou子ども達の様子見てきて!」と親戚のお姉さんが言うではないか!!

・・・・とっさに義父と眼が合う。(義父は神経質なので私の表情でいろんな事がわかる)

な、なんで?私が見に行かないといけないんだ??あなた達の子どもでしょうが!!

それ以前にもなんだか気分を害していた私、

「なんで私が行かないといけないの?あんた行けば?私中国語できないもん!」

主人に言うと

「いいから、いいから一緒に行こう!」

子ども達は店内にある池で遊んでいた。

「ね、なんで私が行かないといけない訳?」

「いや、だって中国語あんまりわからないでしょ?だからそう言われたんじゃないのかな?会話にも入れないんだし・・・」

ふん、わかりたくもないわ!!!!

私たちは結婚式を北京のホテルで挙げた、その時に担当をしてくれた

ジャスミンちゃんなんてとっても爽快なくらいの物言い。

「披露宴はね、新婦が主役なのよ、あんたは黙ってなさい」

ってな感じ。ちょっとハスキーボイスでまくし立てる北京語はとっても素敵に聞こえた。

そして義父母も交えての打ち合わせ、いろいろと口出しをする両親に対しても

「そんなに口出ししてはいけない!!主役は花嫁!」とバッサリ。

帰り際義母がボソリと

「ママはあんまりあの人にはいい印象を持っていませんよ!」

と憤懣やる方ない様子だった。

・・・・ところが式の当日

控え室に行ってみるとジャスミンちゃん披露困憊の様子。

どうやら先日の仕返しとばかりに準備が遅すぎるという理由で義母に相当叱られたみたい。

式も無事終わりジャスミンと少し話す時間があった。

またしても開口一番

「ね、あなたあのお義母さんと北京で暮らすの?」

「いいえ、日本で暮らします」

「そう・・・・あれはかなりきついよ、よかった。だってさ~~だって~~」

そこへ義母登場

「あなたね、全く口ばっかりで仕事が遅いのよ!

この時ばかりは北京娘も

「本当にすみませんでした・・・」とペコリ。

あれっ??一応気を使う事もあるのね~~。

ふふん、やっぱりどこの国も一緒なのかな、人を見てるって事?