春日井駅前もあと20日 | モンシェルのブログ

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お店のこと、日々の日記、グルメ日記など、思ったこと感じたことを書いていきます。

 新しい春日井店のオープンは10月13日です。

 

 今の春日井駅前店もあと18日。

 

昭和47年11月3日にモンシェル1号店をオープンしてからちょうど45年。

 

早いものです。

 

実は春日井店のオープンが妻との縁を繋いでくれました。

 

開店当時朝イチの仕込みのため2階の倉庫を仕切ってソファーベッドを置いて寝ていました。

 

寝心地が悪いため、新しいソファーベッドを買おうと当時の休日である最初の日曜日に近くのマルヤス家具へ行きました。

 

そこには私の小学校の同級生が営業として働いており、たまたまその日曜日は当番で店に立つことになっていたらしくて、ばったり会いました。

 

彼も私と同じく父を早く亡くしていたのですが、彼から嫁を早くもらって母親を安心させろと言われました。

 

 それならいい人がいれば紹介してよと別れたのですが、なんとその一週間後に彼が持ってきた話が彼の営業先である岐阜県笠原町にあるM製陶の娘さんでした。

 

私としては喫茶店ででも会うかと思っていたのですが、先方から正式の見合いでなくてはお断りすると言われて、結局相手の家でお見合いすることになりました。

 

 私は昔から何となく妹の同級生と縁があるのではないかと思っていたのですが、何とその娘さんの友人が同じ寮の仲間でその友人と妹が親友という間柄。

 

何か不思議な縁を感じました。

 

田舎の見合いは本人はお茶出し以外には出ないという不思議な見合いでしたが、相手の父親と気が合って色々話ができました。

 

正直言って妻とはあまり相性が良くなかったようでしたが、父親と私とは非常に相性が良くそれが縁談の決め手となったようです。

 

 今の時代には考えられないような話ですね。

 

 思い出の詰まった春日井駅前店から移転することは考えたこともなかったのですが、縁あって近くに500坪弱の土地の話が出て、思い切って移転することになりました。

 

今回のお店作りは思い切って次女の婿さんに任せることにしました。

 

 私も71歳になって、そろそろ後の代を考えなければならないときにこの話が出たのは天命なのかもしれません。

 

 春日井駅前店が無くなることは寂しいですが、チャンスと人材が揃えば小さなお店で良いからまた駅前の出店も考えたいと思っています。