親切心は命取り | monchackの日常@どっぷり日本

monchackの日常@どっぷり日本

2018年より、約17年のナイロビ生活を終え、日本人に戻りました。日々の小さなしあわせ備忘録。

先日夕方、薄暗くなってから帰宅した。


いつも通る住宅街の道路。

外灯も少なくて、見通しが悪い。


そうすると路肩に、仰向けで倒れている?寝ている?ケニア人発見。


ストリートチルドレンだったり、浮浪者ちっくな人が

道路わきなどで寝ている姿をよく見るけど、丸まっていたり

うつ伏せだったり、足が屈曲していたり、いわゆる「寝てるな」という

格好なので、気にもならない。


だけど、きれいに気をつけをして、空を仰いで横たわっていたからねー。


頭は丸坊主っぽかったけど、赤い洋服だったなぁ。

赤い洋服だから、気が付いたもので、

車がすれ違うために、路肩に寄ったら、たぶん轢いていた。

周囲を歩いている人はいなかった。


日本だったら、絶対に助けますよね。


「どうしました?」って、近寄って

救急車に連絡するよねー。



でも、ケニアじゃ危険極まりない!!



車から降りて、その人の近づいたとたんに、強盗に襲われたりするから。

赤ちゃんを抱えて、倒れかかってる女の人を助けようとして

強盗に襲われたり、ほんと手口が汚い。

みんなグルだもの。



本当に生死をさまよって、具合悪くなってる人かもしれないのに

見殺しにしないと、自分の身が危ないからね。



たぶん私も、倒れている人が白人だったり、インド人だったら

助けると思う。

だけど、肌が黒いというだけで、助けることが出来ない。

ケニアの国民がそういう風にしてるんだからねー。

そんな人ばかりじゃないのに、一部の悪人たちのために

そういう状況を作り出しているだなんてね。

かわいそうな人たちです。


人種の差別&区別は、ある程度必要なケニアです。