【母親の話】一人暮らしの限界 | 誰にも言えず綴る

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余命宣告された夫は2023年8月、逝ってしまいました。これからどう生きていこうか…。


続きです。

ヘルパーさんは生活必需品以外のお買い物はできないので、
生活に無くても大丈夫なもの、
例えば、花の苗とか化粧品などは
相変わらず私が買って届けていましたが、
私の仕事はずいぶんと軽減されましたニコニコ

ゴミ捨てか掃除かどちらかを頼めるのですが、
ゴミ捨てのためにヘルパーさんに朝早くから来てほしくないと頑なに拒むので、
(自分が昼夜逆転っぽい生活をしているので)
ゴミ袋を何個も溜め込んでは私に回収させていました。

食事は独居老人用のお弁当を注文してたけど、
好き嫌いが多い人なので
適当に食べてたようです。

いつまでもこんな生活続けさせたくなくて、
何度も同居を提案しました。
一緒に住めば病院通いも楽だし、
食事面も衛生面も安心なので。

母の住まいは父が亡くなる前に父が用意しました。
私の家に増築して、
和室と洋室、トイレと洗面も完備で
入口も外のドアが別についています。

父は自分が亡くなったら
母1人で暮らすのは心配だからと、
母を頼むと私に遺言したのでした。

でも
母はとにかく1人で暮らしたい。
別の人間に生活を乱されるのは嫌だと
ずっと拒否し続けていたのでした。

母の理想は、
私がどちらの家の面倒もみることで、
欲を言えば、
私を実家に戻して全面的にお世話してもらいたい。

子供でも無理な事は無理ですプンプン

私の体は1つしかないから
だったらこちらに来て同居して欲しい。

何度も説得しましたが、
その度に母はこう答えるのでした。

まだ大丈夫、1人で大丈夫。

そうこうしてるうちに、
大変な事が起きてしまいました。

続きます。


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