死後離婚について | 誰にも言えず綴る

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余命宣告された夫は2023年8月、逝ってしまいました。これからどう生きていこうか…。

死後離婚、
正式には婚姻関係終了届を提出したら、

配偶者の姻族との関係を終了できるんだけど、



世の中には
この制度を知らない人が意外と多いんじゃないかな?

実際に、

死別の場合配偶者の親との縁は切れないと

信じて?

自分ルールで解釈して?

ずっと義実家に同居してた人がいて驚いたびっくり


本人は信じてるし

特別不満もないようなので

敢えて助言しなかったが…


実際のところ、

私も数年前まで知らなかった。


知るきっかけになったのは、

夫の実家の墓じまいだった。

義父さんが亡くなって納骨前に

今まで管理していたお墓をしまって

永代供養ができる納骨堂と契約。

その納骨堂は

私たちも後々契約することになった所だ。


お墓に入っていた何体かのお骨を

納骨堂に納骨した際に

驚愕の事実を知ることになる。


各々のお骨には

亡くなった人の氏名が書かれた紙が貼付してあったのだが…


40歳代で亡くなった夫のお母さんのお骨には

旧姓の名前が貼ってあったびっくり

それを発見した夫とお兄さんは明らかに動揺したガーン


なぜ旧姓なのか?


その場にいた親族の人たちに聞くことも憚り、

後であれこれ探ってわかったのが

死後離婚だった。


義父さんは

奥さんを亡くして2年後に後妻さんをもらったタイミングで死後離婚したのだった。


後妻さんをもらった時に

最初の奥さん、

つまり夫のお母さんのご両親(夫の祖父母)は健在で、

怒り狂って絶縁したと聞いていたけど、


本当は死後離婚した義父さんに

怒り狂ったのだろう。


再婚が気に入らなかったのではなく

恩を仇で返した義父さんが許せなかったのだろうな。


義父さんは経済的に困窮していた家の三男で、

裕福な家の長女の義母さんとお見合い結婚で、

実際はマスオさん的ポジションだったらしい。

なので、

義母さんの実家からかなり経済的に援助してもらい、

マンションも買ってもらい、

亡くなった義母さん名義の土地も相続していた。


それが

突然再婚するから婚姻関係終了すると言われたら、

普通の感覚なら怒るよね。

まるで泥棒ねこだムキー


だから

いくら生前立派に偉そうな事を言っていても

義父さんに対してはよい印象は持てない。

不義理な事を平気でやる人という印象のみ。


婚姻関係終了届を出す理由は

様々だと思うけど、

欲と金が絡むと後味悪くなるよねえー


まあ、そんな真っ当な感覚の人なら

最初っから死後離婚しないかもねニヤリ



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