三度の食事よりパイが好き!

アメリカでディプロマまで取得して

パイ専門クラスを開催する運びとなりました

パイマニアの松尾です。

 

 

今日は爽やかな味と香りが魅力の

キーライムパイをご紹介します。

 

メキシコ湾と大西洋に挟まれた

半島であるフロリダの名産のパイ

 

キーライム

東南アジアが原産の小型のライムで

中南米を中心に食べられています。

メキシカンライムと呼ばれることもあります。

 

フルーツとしてそのまま食べるというより

カクテルに入れたり

ジュースに入れたり

キーライムパイに使ったり

というように加工して食べられることが多いですね。

 

普通のライムと比べて苦味が少なく

その代わり酸味が強く

黄緑色で

甘いカクテルやお菓子と相性がいいのです。

 

その風味はあくまで爽やかです。

 

(左がキーライム右が一般的なライム)

 

スターバックスコーヒーに

「キーライムクリーム&ヨーグルトフラペチーノ」

登場したことがありますね。

 

 

ところで

ライムパイは私にとって

思い出のある

特別なスイーツでもあります。

 

それは

私のケーキが

初めて商品として販売されたメニューが

ライムのパイ(ライムのタルト)だったからです。

 

(商品としてパティスリーで作られたライムパイの写真)

 

私が勤務している「丸福珈琲店」のパティスリーでは

季節のケーキとして

店内コンペで人気上位を獲得したパティシエのケーキが

選ばれるということがありました。

 

このライムパイは

私が初めてコンペに出品し

2010年の夏のケーキ

に選ばれたものです。

 

このケーキはもちろん

アメリカのキーライムパイから

インスピレーションを得て

作成したものですが

 

そのときから

ライムという鮮やかなグリーンの

柑橘類を使ったスイーツに対する

憧れがあったのですね。

 

エメラルドグリーンが印象的な

ライムパイでした。

 

 

今回

「パイ・イン・ザ・ボックス」のレッスンメニューに

キーライムパイが登場するのは

その魅力をたくさんの方に

知っていただきたかったからです。

 

実際には

キーライムパイには下記のような定義があります。

 

1.キーライムパイを使用しなければならないということ

2.伝統的にはキーライムパイの果汁そのままの

 黄色っぽい色をしているということ

 

そしてときに

メレンゲで覆われていること。

 

「パイ・イン・ザ・ボックス」のキーライムパイは

ライムゼスト(ライムの皮をすりおろしたもの)を加えて

明るいエメラルドグリーンに染めています。

 

そして、美しいグリーンを表現するために

メレンゲのカバーリングをしていません。

 

ライムジュース・ライムゼスト・卵・練乳で作る

砂糖の入らない

どこまでも爽やかなパイです。

 

 

その香りの素晴らしさと

爽やかなライムの酸味と

練乳のまろやかな甘味との

他にないハーモニー

ぜひお楽しみくださいね。

 

 

 

キーライムパイが習える

「パイ・イン・ザ・ボックス」の

レッスンについては

こちらのウェブサイトで詳細をご覧ください。