三度の食事よりパイが好き!

アメリカでディプロマまで取得して

パイ専門クラスを開催する運びとなりました

パイマニアの松尾です。

 
 
 
7月から
アメリカンパイの専門クラスを
展開していく松尾ですが
 
「アメリカンパイっていったい何なの?」
という風に
思われている方も多いと思います。
 
「アメリカンパイと
普通のパイと何が違うの?」
ということについて
ご説明させていただきますね。
 
 
日本でパイと呼ばれているお菓子は
十中八九
フィユタージュあるいは
パート・フィユテという
フランスの折り込みパイがベースになっています。
 
パイ生地が層状になっていて
落ち葉が積み重なったような
外観をしています。
 
 
食感は軽く
サクサクの薄いパイ皮が
パラパラと口の中でほどけます。
 
アメリカンパイというのは
生地の中でバター(油脂)が
点在するように練りこまれた
パイ生地が主流です。
 
 
パイドゥと呼ばれるパイ生地は
写真のようにバターが粒状になって
生地中に点在しています。
 
練り込みパイのパイ皮は歯ごたえがあり
ざっくりと食べ応えのあるパイ皮になります。
上記折り込みパイとタルトとクッキーを
あわせたような食感です。
 
 
パイ生地の中に
バターが溶け込んでいるのではなく
粒状に残っているのが
タルトとの食感の差になります。
 
構造的には以上がアメリカンパイですが
大きな特長として
作り方が手軽で簡単
ということがあります。
 
もともとアメリカンパイは
母から娘に教え継がれる
家庭料理です。
 
時間をかけて生地とバターの層を
折り込んでいく
フレンチスタイルのパイと違って
 
パンを焼くように
気軽に
毎日焼くことができるのが
アメリカンパイなのです。