夢のトムラウシ縦走①に続き
二日目の朝は忠別岳避難小屋より
寝坊して4時過に目覚めるという
スタートを今回も遅らせた私です


{3A869D9E-E73B-419B-9C10-161BDCA1852B}
朝起きると
薄い雲が広がり昨日に変わり
今日は嫌でも天気に恵まれそうな熱く暑い(笑)
1日になりそうです
お山の神様ありがとう😊




今朝もガイドさんの愛情たっぷり
男飯で体を作り
トムラウシを目指してスタートです

昨夜遅くに到着した男性と
今日は何処まで?と聞かれ何方から何方へ?と
話を聞くと
同じ白雲から来て同じく
トムラウシを目指すとのお返事

昨夜の60代組みグループは
確か朝3時頃にモゾモゾと朝食をとり
目覚めた4時過ぎには姿形なく綺麗に後を発たれて
居ませんでした




{043C1036-2596-48EF-96BB-F03763D04B2E}



さぁ縦走も後今日と明日の2日だけ
昨日の1日が素晴らしかったので
すでに残り2日だけと思うと少し寂しくもあり
新しい景色が楽しみでもあり
恋煩いの真っ只中の様な気持ち

{072E98CE-8F28-407B-A443-49DCD97CFDCD}

{28748802-D009-4A95-89CA-98E1485A997C}

青い空は何処までも続き
今日は昨日と違い少しアップダウンを繰り返す山道

朝だと言うのに風はなく
朝露が体を濡らし体温を逃げさせてくれるので
早いうちからと
ガイドさんの歩も気持ちリズミカル

{450702B5-2470-4CFA-8372-654BBBC37E98}
6:40 五色岳に登頂



↑この景色は何年ぶりかなぁ
登山が楽しくて仕方ない6〜7年前だった様な
初めて五色岳の頂きに立ったのは
沼ノ原から日帰えりで登った9月は秋の紅葉が
美しい時でした


迎えてくれてありがとう
素晴らしい景色をありがとう
いつかまた来ます

それからは登山道が土砂で流されたりの繰り返しで
なかなか来れず
あの数年前に山々の神様と約束した忠別岳の景色と
五色岳の頂きに立て
目頭が熱くなり感慨無量でした
約束を果たす事を叶えてくれたガイドさんにも
改めて感謝の念がこみ上げて来ました



感動はそのまま
私が一番楽しみにして居たのは
天空の御花畑
化雲平です
{A362A8AD-E462-4F9C-AA65-5EA03DFFCFDD}
五色岳よりトコトコと歩き続け
少しのザレ場を超え40分程
目の前には
トムラウシ山と開けたお花畑が広がりました



{60696D02-1F6C-4D83-8BF5-5DC34DDA5DAD}

{6E2CED73-8D2A-40AD-9A3A-8B8186B9CD44}

{1CE30EC9-99D0-412E-8F23-8F0E02F729EB}

{0C6F97C7-1279-4DE2-BBDA-6B639CBC96F9}

お花の最盛期は7月らしく
だいぶ減ってるとガイドさんから教えて貰いましたが
それでも白にピンク小さな少し緑がかったアオノツガザクラなど
私の気持ちを高ぶらせるには十分な数と種類の
花々が遠くまで続いてます

大雪山の中でも此処
化雲平は花の種類も数も多く
また広大な事から
カムイミンタラ神々の遊ぶ庭と言われる
天空の楽園が此処で
一番見たかった景色の真っ只中に
今、自分は居るのです

人の手が入らぬ広大なお花畑は
テレビで見るより
何より大きくて広くて美しくて
死ぬ直前に見るあの世と言う景色があるのなら
まさに生きて見れる此の世の楽園です

もう天にも登る気持ちとは
この事を言うのですね


お花摘み登山の私を知るガイドさん
此処で大きく時間をとってくれました


あちらにピョコピョコ
こちらにピョコピョコ
お花が可愛くて
景色が素晴らしくて
じっとしてる事が出来ません
落ち着いてなんていられません

ココ五色岳から40分なら…
沼ノ原の登山道が再び開通すれば
日帰りも夢ではないな…
なんなら沼ノ原の大沼で一泊して
化雲平でピストンでもイイかもしれない
大沼での1人キャンプは熊か怖くて無理でしたが
そんな気持ちをアッサリ拭い去る絶景に
また一つ目論みが増えた瞬間(//∇//)

7月…チャンスがあれば
絶対に化雲平に来たい
これ以上にら素晴らしい景色に会えるなら


そして再び歩き始めると
枯れたウルップソウの群落地に
此処も7月なら地面いっぱいが薄紫色の絨毯になる場所なのだと目視すると
来年、の7月は何が何でも
再び此処へ来たい想いだけが溢れ出て居ました

さてトムラウシですが
こんなに側で大きく見たのも初めて

ですがトムラウシ山は焦らされてるのか
頭の先しか見せてくれません

楽しみをいっぺんにではなく 小出し小出しに演出してくれる山の神様の粋なはからいに
足は急に軽くなり
つぎの景色が楽しみで
歩幅が広がり出しまします



8:40  化雲岳山頂
{15E42ADB-EFAE-4579-8E61-6E14E1DC53F1}


岩を見ると登りたくなる習性…
{20770362-53C4-46AD-B0D1-A86A56AF49FC}
登っては見たものの
上から覗き込むには腰が引けてます


{820CDAF4-ABBC-42AE-8959-DAF10F5285F4}
↑Σ(・ω・ノ)ノ 化雲のタンコブ❓
この岩…横から見ると斜面に乗っかってるだけじゃないの⁉️
何かの拍子で落ちたら私も一緒に奈落の底じゃないですかあの世でお花畑は未だ見たく有りません
横から見て鳥肌がたちました
今後は岩を登るときは
ちゃんと横からも確認してしてから登る事にします



こんなスリルも楽しいのが山な訳ですが…
岩を降りるときはガイドさんが心配して岩の真下に まで駆け寄ってくれました
降りて聞くと
落ちらた抱え込もうと思った
心配掛けて済みません
(○゚ω゚)(○。_。)ペコッ 
でも登りより降りる方が楽でした
また来たら登ります(笑)



さてさて小さなロッククライミングも果たし
遊んでばかりもいられません
どうもピークハンターじゃない私はKY
お花や他の事で時間を潰す癖があり…


今回の様に時間も無くロングトレイルの時に
1人で歩いてたら絶対に日が暮れる自信がある訳で

そこ見極めてくれるガイドさん
おもむろにザックを縛り
もう行くよ〜の阿吽のタイムリミットのお知らせで出発




つぎのの景色はどんなだろう(^ ^)
へ続く