週末は
現代バレエの女王、
シルヴィ・ギエムのラスト公演
に行ってきました
こう見えて私、3歳から
9歳くらいまで?バレエを
習っていました。
もちろん大成しなかったので
バスケットに転身したわけですが、
一応、トゥシューズは履いてたよ
その影響かな?
大人になってからも、
バレエ観劇に行くことがあります。
でも!
基本的にはクラシック派
以前にKバレエの
熊川哲也、吉田都、ヴィヴィアナが
観たくて行ったときのこと。
ロシアの劇作家チェーホフの
「三人姉妹」ですら、
ちょっと毛色が違うから
うーん、難しい…なんて
思ってたんですよ
(ちなみにもうひとつは「二羽の鳩」)
それが、
今回はコンテンポラリー
いやいや、私でも
知ってるくらいギエムはもう
その畑で第一人者すぎてね
有名な「ボレロ」は
動画でみたことはあったの。
興味はあったけれど、
正直、自信がなかった
だから、
声をかけてくれたときは
飛びついたよね
もうこれは、
私に行け、行ってこい!
ってことなんだな!と
実際、行って
大・正・解
「強靭な体」と表現される
彼女の身体の素晴らしさは
50歳を迎えてなお、健在。
もちろん、若い頃のそれと
比べれば衰えがないといえば
嘘になるとは思うけれど、
それでも肉体のしなやかさや
肩の可動域の広さ、
脚を耳につくほど真っ直ぐ
上げる姿などは、一見して
“常人ではない”のがわかるほど。
でも、
それよりももっと感じたのは、
彼女の創り出す
その場の空気感。
これがもう、すごかった
演目は全部で4つ、
そのうちの2つをギエムが
踊りました。
1つめなんてね、
ほぼ手だけで表現するんですよ!
彼女が出てきただけで、
すーっと会場の
空気が変わるのがわかる。
みんな、釘付け。
目が離せないの。
照明の工夫などの演出も
あるんだけれど、
あれがやっぱり
彼女の力なんだと思った。
あそこまでくると
もはや魔力
そしてボレロももちろん
素晴らしくて。・゜・(ノД`)・゜・。
クラシックバレエとは違って
コンテンポラリーって
写真みたいなシンプルな衣装。
本当に身ひとつで
自分を表現するんだね。
あれで20分間、
ただの一瞬も飽きさせない
寧ろどんどん見入っちゃう
あの空気、あの世界観は
ホントすごすぎる…。
実際に自分の目でみて、
100人に1人の逸材と
称されるのがよくわかりました。
この「実際にみる」ことの
威力ってすごいんだよね。
動画や映像ではわからなかった
ものが、わかる瞬間。
彼女を生で観られて
とてもとても幸せでした
ご一緒した
クミシュラン皆川公美子さん(写真左)
ファッションアドバイザー
おおのまゆさん(写真左奥)
ライフナビゲーターの
桑田和子さん(写真右)
和子さんとは
別々にチケットを取ったはずが、
なんと前後席でした~
2500席満席の
この広い会場で前後だなんて
ミラクルすぎ!!!
この日も大爆笑
そんなわけで
年末に向けて来年に向けて、
質の良い贅沢なひとときを
過ごしました
どうもありがとうございました