今日は「躾」のお話です
ということで、
テーマがテーマなだけに
答えはありません。
それぞれの家庭によって
考えがあって当然ですし、
ただ、私自身は、
ご紹介しているこの育児法の
基にある考え方に賛成するところが多く、
実際とても理にかなっていると思えるので
「何がなんでもこれがいいんだ~!」
とまではいいませんが、
いいなと思ったことは素直に
取り入れるようにしています
それに、
「あ、やっぱり何か違うな」
と思ったらその時点で
やめればいいことですもんね
ところで南アフリカでは、
「赤ちゃんだから・・・」
ということを理由に
教えなければならない
ルールを先延ばしにする
ということはありません。
赤ちゃんは小さな大人、
ひとりの人として扱う。
大人同士が話しているときに、
小さな子どもが「ねぇねぇママ~」
と話しかけてきました。
すると「今は話している途中だから」
と言って相手をしません。そして
その会話がひと段落したら、
「お待たせ、何だった?」と聞くのです。
反対に、
子どもとママが話しているときは
ママのお友達(大人)も話しかけずに
順番を待ちます。
ルールは必ず教える。
赤ちゃんだからわからない=今は
教えても仕方ないとは考えておらず、
赤ちゃんだからこそ、
はじめにきちんと”こういうものだ”と
教えることが必要と考えられています。
例えば、
食事のマナーや時間のON/OFFのめりはり、
おもちゃの片付けなどは1歳前からでも
きちんと教えます。
その代わり、
トレイトレーニングは2歳頃まで
待ってもいいとされていて、
プールなどはどこに行っても
水遊び用おむつの着用が可能
だったりします。(おむつが取れるのは
まだまだ先だけど水遊びは必要なことだ
と考えられている)
そしてこれは
公共の場にも一緒に出かけたいし、
その時に周りの迷惑になるような
子どもにはしたくないという
想いもあるんじゃないかな~と
現地の友人たちを
見ていて感じました
いま挙げたことは細かい例ですが、
何気ない日常のひとつひとつに小さな、
だけど
子どもの躾には大事な秘密が
あるような気がします。
コツと言ってもいいかもしれません。
実は自分が子どもを持つよりずっと前から、
どうして現地の子たちは公共の場で
こんなに聞き分けがいいんだろう
と感じていました。
レストランや飛行機、または
ショッピングモールなどで
ギャンギャン泣いたり
ぐずったりしている子を
あまり見かけないな~と
思っていたのです
それから友人宅でのバーベキューのとき、
彼らの子ども達は19時すぎると
「時間だから」と
おやすみ~と言って本当に自分の部屋に
すんなり行くんです
信じられない~
普通はまず、
「まだ寝たくない~」ですよね
でも、実際に私も現地で
この育児法を知るうちに
あ~そういうことなんだな~と
腑に落ちました
別に特別なことはないんです。