哲学を土台に「売れる人」へ
メタコンサルタント きひる代表 松田幸子です。
お仕事や生活の視点が変わる色々を書いてます。
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哲学カフェ「売らない勇気」
成功者の発想について。
自分の思考パターンを客観的に見る時間です。
抽象思考の参考にしてください。
1月29日(月)
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何で?
何でそんなに同じものばかり買うの?
そのスクイーズとやら・・・・
ただニギニギするだけっしょ?
感触がいい・・・?
うん。見れば分かるけど・・・。
1個か2個でよくないですか?
サンタにもらった大きめスクイーズ達。他にもガチャで取ったの多数!
子供のあるあるですよね。
狂ったように同じ種類のものを買いまくる。
上の息子の時は「トーマス」でした。
その後、カードゲームにハマり、カード屋さんに行って数百円する中古のカードを買っていましたっけ。
大人でもよくありますね。
女性なら、靴やバックを沢山買ったりします。
男性は、初めから収集癖がある人が多いので、好きなものをずっとため込みます。
特にハマっている物なら、「新モデル」なんて言葉にはイチコロですw
ちょっとしたディテールの違いは、欲しくてたまりません。
恐らく、「凄く違う」より、「ちょっと違う」方がそそられるのではないでしょうか?
私たちはいったい、何を求めてそういう物にお金を使うのでしょうか?
人は、「違い」に魅力を感じているのです。
機能や実用性や心地良さなどは、もはや関係ありません。
むしろ、不便な方がいいくらいです。
そういう部分を「かわいい」なんて思えるほどですwww
そのような「違い」にどんな魅力を感じるのでしょう?
最も近い言葉は、たぶん「ステイタス」ではないかと思います。
もっと枠を広げるなら、「雰囲気」とか「イメージ」でしょうか。
その物が醸し出す「雰囲気」。
持っていると感じられる「イメージ」。
そういう物の「象徴」として、商品が形になっているのです。
その車に乗っているとリッチに見える
その服を着ているとオシャレな感じがする
それを持っていると通だと思われる
それを使っているとデキル奴っぽい
それを持っているとイマっぽい
そして最後は、それについて語ると、優越感を感じられる。
そいう「雰囲気」や「イメージ」に私たちはお金を使うのです。
「イメージ」を商品化・・・
例えば、お金持ち=ベンツ みたいなことです。
ベンツは、お金持ちの「象徴」という事になります。
哲学者ジャン・ボードリヤールは、そんな商品の事を「記号」と言いました。
私的には「マーク」と言った方が分かりやすいと思いますけどw
ベンツは、お金持ちマークですw
経済を活発にするなら、機能や性能なんてものはあまり考えない方が良さそうです。
それよりも、どんな「記号(マーク)」にするか・・・が最重要課題です。
私たちは記号を消費している
ー ジャン・ボードリヤール
ここでは、マテリアル商材で考えましたが、見えない物も同じだと思います。
「学歴」なんてまさにそうですよね。
聞いている音楽、学んでいる事、読んでいる本、好きなアート・・・
そんなものにも「記号」があります。
話をスクイーズに戻しますが、娘はあれにどんな「記号」を感じているのでしょう?
娘は、ユーチューブにやたらと出てくるから欲しいのです。
好きなユーチューバーが持っていたので、仲間になりたくて欲しくなるんですね。
あとは、単純に感触が好きw
芸能人が使っているものが売れるのも同じ理屈ですね。
それによって、優越感を感じているのです。
自分の商品は何を象徴した「記号」なのか・・・?
これは面白い視点ですね^^
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☑ 他にどんな方が学んでますか?
☑ いくらですか?
など・・・何でも聞いていただいて結構です。
が、これまでほとんどの場合、半分以上は軽い哲学講義になってしまいますw