人生、いろいろなことがあるけど、私は、逃げてもいいときもある、って思っています。
あまりにも、逃げるのはダメだ、逃げるのは負けることだ、っていう風潮がありすぎると思うからです。
だけど、誤解されやすいかな?と思うので、書かせてもらいますが
いつでもどんな時でも 『逃げたらいい』 って思っているわけではないですし、
そういうことを言ってるわけでもないです。
逃げない方がいい時もあるし、逃げた方がいい時もある、っていうのを言っているだけです。
例えば、学校のいじめ問題でもそうだと思うんです。
逃げるのをよしとしない風潮が、子どもたちを追い詰めているんじゃないかと私は思います。
ものすごくひどいイジメにあっていても、学校を休むことを許されない。
学校でやっていけなかったら、社会に出たらどうするんだ?!
そんな甘いことでどうする?!
と、逃げることを許さない。
子ども本人も、逃げてしまうことになるんじゃないか?と思って、
誰にも言えない。
弱音すら吐けない。
助けて欲しいと言えない。
言ったとしても、逃げ道をつくってくれない。
こういう時、逃げること、逃げないこと、どっちが賢明なんだろう?って思います。
今でも、たくさんの子どもたちがイジメなどを苦に自殺しています。
報道されていないだけで、今でもスレスレで生きている子は本当にたくさんいるんだと思います。
なによりも、一番大切なのは 『命』 です。
命あっての人生です。
命以外に、優先して守らなきゃならないものなんてないと思います。
逃げるのを負けだと思ってしまう、社会の価値観?的なものが強すぎると思います。
『逃げるが勝ち』 っていう言葉もあるんです。
意味を調べてみたら、↓
戦いを避けるのは一見卑怯なようにも見えるが、戦うばかりが勝利への道ではなく、
時には逃げるほうが得策になるということ。
勝ち目のない喧嘩や、買っても何の利益もない喧嘩なら、
しないほうが自分に有利な結果をもたらすといういましめの意味が込められている。
↑と書いてありました。
戦い、喧嘩などが例として書いてありますが、
他の言葉に置き換えて考えてほしいと思います。
逃げないことばかりが、幸せへの道ではないと思います。
逃げることが、幸せへの道だったりもするかもしれません。
それを見極める力。
逃げるのもよし、とする勇気。
逃げることも、勇気がいるんですよ~。
だって、負けを認めたような形になりますからね・・・・。表面上はね・・・。
逃げないことばかりが、勇気のある行動ってわけではないと思います。
物事に良い悪いがないのであれば、逃げることも、良い悪いではないと思います。
良い場合もあるし、悪い場合もある、ってだけのことです。
それを見極められるように、私はなりたいし、
吃音に関して、今までの生き方、これからの生き方に関して、見つめていきたいと思っています。