ジーッと見てしまう その5 | スピリチュアルに生きる!

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吃音・社会(社交)不安障害、脇見恐怖症など心の病で長年悩んできました。
問題だと思っていた事は問題ではなかったと気づき、今、自分の生きたい人生を創っています♪(*^^*)
夢の中で遊びます♪だってここは夢の中なんだから♪(*^^*)

私が人をジーッと見てしまったせいで、人を不快な思いにさせてしまったという事実から、


私は自分に 『人をジーッと見てはいけない』 という禁止令を出しました。


それ自体、別にいいと思うんです。


人のことをジロジロ見たり、理由もないのにジーッと見るなんて、やっぱり相手は不快に思う人もいるだろうし、


故意に(蔑んだ感じでと言うんでしょうか・・・)見るのは失礼に当たるかもしれないので、そういう意味では、


ジーッと見てはいけない、でもいいと思うんです。





問題は、受け皿である私自身です(;´Д`)ノ


それをどう解釈して受け止めるかは、私の問題。


でも、私はまたしても、歪んだ受け止め方をしてしまったというか、


もう本当に不器用なのか、単純なのかよくわかりませんが、


いついかなる時も、ジーッと見てはいけない、になってしまったんだと思いますガーン汗


そんな気がしますあせる





それから、もっと根本的な問題として、私は自分に自信がありませんでした。


親にいつも怒られていたというのもあると思いますが、


もっと根本的に、私という存在が、不安定な資質を持った人だった可能性もあると思います。


息子を見ていて思うのは、息子は軽度の発達障害と診断されていますが、


言葉の受け止め方がちょっと違うってことです。


おそらく、普通は(って言い方は語弊がありますが、定型発達の方はということです)


そうは受け止めないだろうっていう言葉なんだけど、その言葉がすごくプレッシャーになったり、


不安になったりするんです。





最近、息子は歯医者に通っているんですが、虫歯の治療をしてもらっています。


以前通っていた病院が、無理矢理抑えつけて治療するところだったので、


トラウマ的になっていて、新しく通う事になった歯医者でも、最初は大変でした。


でも虫歯が出来てしまったので、治療してもらわなきゃいけないんですが、


怖がって泣いてしまって、何もできませんでした。


次行く時に、息子は勇気を出して今日はがんばるビックリマークと宣言して行ったんです。


もちろん、ご褒美も約束して♪





治療室に入ると、歯科助手さんや先生が、『今日は大丈夫??できるかなぁ?』 って言ったんです。


これって、普通の言葉ですよね、たぶん。


でも、この言葉がダメなんですよ(ノ◇≦。)


息子の顔が瞬間に曇ったのがわかりました。


歯科助手さんや先生の心配が伝わってしまったんです(>_<)


明るく言ったんじゃなくて、心配そうに言ったんです。


本人は、今日はがんばるぞビックリマークと思って、勇気を出して気分を高めて行ってるんです。


なのに、大丈夫?って言われて、そんな大丈夫?って言われるくらい(心配されるくらい)大変なことされるのか?


と一気に不安になったんだと思います。


すかさず、大丈夫大丈夫~~♪すぐ終わるし簡単だよ~~♪できるできる~♪と軽く言って、


大変じゃないよ~~~というのをアピールする私でした(汗)





これって、ごく普通の会話だと思うんです。


先生たちが言った言葉って、誰でも言うと思うんです。


でも、それに過剰に反応してしまう。


ネガティブに反応してしまうって言うんでしょうか・・・。


ネガティブな言葉にネガティブに反応してしまう、って感じかな?


あの時、『大丈夫?』っていう心配する言葉じゃなくて、『できるよ!大丈夫!』っていう安心する


言葉の方がよかったと思うんです。


ものすごく微妙な違いですが、それを感じ取ってしまうのが息子なんです(^_^;)





麻酔をしての治療だったんですが、帰りに受付の人が、


『麻酔がかかってるから、ほっぺの内側を噛まないように気をつけてね。』


って言ったんです。


そしたら、機嫌良くはしゃいでいた息子は、カチーーーーンと固まってしまいました(>_<)


これもNGワードです汗


顔が真剣になって、どうしたらいいの?(°д°;)っていう感じで、急にほっぺを意識しはじめてしまった感じでした。


それこそもう、今にも噛むんじゃないか?っていう感じです(>_<)


すかさず、大丈夫~♪いつものようにしてたら大丈夫だよ~~♪と軽く言いました。


ホッとした感じで、またはしゃぎはじめる息子でしたが・・・あせる





世の中どうしてこう不安にさせてしまう言葉でいっぱいなんだろう・・・と思ってしまいました(;´▽`A``


たぶん、この言葉もごく普通の言葉だと思います。


噛んでしまうこともあるから、気をつけてねって教えてくれたんです。


でも、逆に気をつけてねって言われると、余計にそこに意識が集中してしまうんですよね(>_<)


今まで何も気にしてなかったのに、噛んではいけない、になってしまって、


噛まないようにしなくちゃ、になって、余計に緊張する、気にしてしまう・・・っていう


状態になってしまうんです。





あの時、私がいつもの通りで大丈夫よ♪って言わなかったら、


ずーーーーっと、家に帰っても、麻酔が切れるまで、ほっぺの内側のことが気になって仕方なかったと思います。


噛んでしまったらどうしよう、っていう不安で、おそらく口を動かさない(歯を動かさない)勢いで


固くなっていたと思います。


緊張感でいっぱいなまま、麻酔が切れるまで過ごしたことでしょう。


今までそういうのが何度も何度もあったんです。(歯医者のことではないですが)


ついでに言っといた方がいい言葉としては、『噛んでしまっても大丈夫♪大したことないから♪』。


万が一、噛んでしまっても大したことないよ、って言うと安心するんです。


そうじゃないと、勝手な想像で、噛んでしまったら大変なことになる~~~と思ってしまうんだと思います。


パニック状態に近い感じになるというか、泣きそうになるくらいの不安が襲ってくるみたいなんです。


先読みして、安心させる言葉を言うのは当たり前になりました(;´▽`A``





もっと小さい時に、車に乗っている時、ガソリンのランプが点滅しはじめたときがあったんです。


もうすぐガソリンなくなるから、入れなきゃねぇ~~~って言ったら、


うわ~~~~~ん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。と泣きだして、どうしようどうしよう~~~ってパニック状態になったときがあったんです。


一体どうしたの??とこっちがビックリしたんですが、


聞いてみると、ガソリンがなくなって車が止まってしまって、大変なことになる~~~~(((゜д゜


って思ってしまったみたいなんです。


ものすごい慌てようでしたヽ((◎д◎ ))ゝ


点滅しても、すぐには止まらないし、万が一止まりそうになったら端によけて止めるから、


危なくないし、死んだりしないよ、大丈夫だよ、っていうのを説明して、


なんとか落ち着いたんですが、まさか点滅でそこまで大騒ぎするなんて思ってなかったので、


ビックリしましたΣ(・ω・ノ)ノ!





他にもいろんなエピソードがあって、私も息子の感じ方・考え方を理解できるようになったんですが、


よくよく考えたら、私も同じようなところがあるんです(・_・;)


今は一応大人なので、いろんなことを経験して大丈夫って思えるようになったこともあると思いますが、


幼い時は、息子と同じような受け取り方をして、勝手にプレッシャーを感じていたり、


言われて逆に怖くなって出来なかったり、


どうしてみんなは怖くないのかな?とか、感じていたなぁ・・・と思い出してきたんです。


息子を見ていると、私もきっとこんな感じだったんだろうなぁと思うんです。


気が小さくて、とってもデリケートで、心配性で、怖がりで・・・・。


そういう私を受け入れてもらえていたら、もっと安心させてもらえるような言葉を


かけてもらえていたのかなぁ・・・と思うんですが、


時代も時代ですし、甘やかすのはダメだ!っていう感じの方が強かったと思うので、


どっちにしても、無理な時代だったかもしれないなぁと思います。






今でこそ、息子に対する対応も、いろいろと考えられてきているし、


受け入れてもらえる世の中になってきたような気がします。(まだ一部でしょうが・・・)


学校の代わりに通うことになったプレイセラピーでも、3つの約束があるんですね。


その中の3つ目が、『おもちゃをこわさない』 だったらしいんです。


でも、この言葉は否定形ですよね。


この否定形に敏感に反応するのが、息子なんです(^-^;


なので、いろいろと考えて、『おもちゃを大事にしましょう』 っていう言葉にしてくれました。


こちらが言わなくても、考えてそうしてくれたことに、ものすごくありがたさを感じましたし、


理解してくれてるなぁ・・・とものすごくうれしかったです!!





普通だったら(って語弊ありますけどもあせる)、おもちゃをこわさない、で全然通じる言葉だし、


何もプレッシャーにはならないと思うんです。


でも、息子の場合、なるんです!(´Д`;)


こわさない、って言われたら、『こわしてしまったらどうしよう!!』 っていう不安がやってくるんだと思います。


そうなると、おもちゃで遊ぶことに緊張感を持ってしまうことになります。


とっても真面目なので、言われた事は確実に守ろうとするんです。


守れなかった時、ものすごく大変なことをしてしまった~~~~~(((( ;°Д°))))ってなるんです。


普通はたぶん、こわしてしまって悪いなぁ・・・ぐらいかもしれませんが、


息子の場合はもう、警察につかまるんちゃうか?っていう勢いで悪い事した~~~っていう


感じになるんじゃないかと思います。


もう許してくれないかもしれない・・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。って、よく泣くことあります・・・(T_T)


とにかく、大げさあせる


考えすぎっあせる


でも私もそうやん~~~叫び叫び叫びあせるって気づかされるんですけどね・・・・汗






私も元々、そういう敏感なところがあったんだとしたら、


否定形に過敏に反応してしまったところはあるんじゃないか、と思いました。


自分で、『人のことをジーッと見てはいけない』 って決めたものの、


その言葉に縛られすぎて、常に緊張を感じるようになってしまったのかもしれないなぁと思います。







すごく長くなってしまいましたが、まだつづく~~~(・ω・)/