『ぬらりひょんの孫』のコミック、読みました♪
アニメ版のつづきからしか読めてませんが、最後までぬらりひょんはかっこよかった～～～
『ぬらりひょんの孫』 からいろんなものを学んだ気がします。
ぬらりひょんは、魑魅魍魎の主であり、奴良組の総大将なんですが、純粋な（純血っていうんでしょうか）妖怪で強いんです。
でも、その息子（二代目）は、母親が人間なので、半分妖怪で半分人間。
いわゆる、半妖と言うらしいですが、半々なんです。
で、そのまた息子、主人公のぬらりひょんの孫は、母親がこれまた人間なので、
４分の１が妖怪で、４分の３が人間。
いわゆる、クウォーターです(^-^;
妖怪の血が少ない
これは、妖怪にとっては不利なんです。
妖怪っていうのは、いろんな能力を持っていて強いんですが、人間なんて妖怪に比べたら
なんの能力も持っておらず、弱い存在です。
すぐにやられてしまうような感じなんですが、その弱い人間の要素の方が多いのが
ぬらりひょんの孫（リクオ）なのです。（とは言いつつかなり強いですけどね・・・）
物語の中で、『人間である自分を受け入れよ』 っていうことを幹部の１人から言われるんですが、
リクオは、人間であるという弱みを受け入れられず、否定してきていたんです。
まぁそんなにそこの部分が多く語られていたわけでもないですが
人間の血が４分の３もあるというのを、弱みとして捉えていたという感じだと思います。
でも、その弱みを強みに変えろ、と言われるんです。
リクオのお父さん（二代目）は、半分人間であることを受け入れて、それを強みに変えていたんです。
だから、奴良組が一番栄えた？勢力が強かったのは、一代目ではなく、二代目だったんです。
普通、純粋な妖怪である一代目のぬらりひょんの代が一番勢力があったんじゃないかと
思うんですが、（純粋な妖怪の方が断然強いし）そうではなく、二代目が一番力を持っていたんです。
それは何故か、っていうと、人間という弱い部分を受け入れて、認め、
その弱い部分を仲間に助けてもらっていたからなんです。
仲間の能力を自分にまとわせ、能力以上のものを出して、相手を倒していたんです。
『纏い（まとい）』という技？なんですが、それをするには、双方の信頼関係がないと成り立ちません。
そして、纏ってもらった方の妖怪も、自分を信じて纏ってくれること、頼ってくれることが
とても誇りなんです。
それぞれが戦っていた時よりも、何倍もの力を発揮できるんです。
そんなわけで、人間という弱みを、逆に強みに変えて、戦っていたのが二代目。
だから、一番強い組になったのです。
リクオも二代目同様、纏いという技を習得して、さらに強くなっていくんですが、
仲間を信頼して、ゆだねる・・・あ、そうそう。
リクオは言ってたなぁ。
『おまえの力、おれに纏わせろ』 だったかな？
『おれに預けろ』 とかもよく言ってたような・・・。
カッコいい～～～
この弱い部分を認めて受け入れて、その部分を仲間に助けてもらう、っていうのが
人間にも当てはまるよなぁ、って思います。
１人で頑張らなくてもいいんじゃないか、って。
弱い部分があるから強くならなくちゃ、とか、なんとかしなくちゃ、ではなくて、
弱いから助けてでいいのかもしれないなぁ、って思いました。
そうやって頼られた方も、自分の能力を発揮できて、すごく嬉しいんじゃないかな、って。
弱いからダメなんじゃなくて、弱いからこそ人とのつながりが強くなれるのかなぁと思いました。
普通考えたら、純粋な妖怪の方が強いし、憧れると思います。
どうして自分は半分しか妖怪じゃないんだ？だから、弱いんだ、ってことになると思うんですが、
二代目は早くから人間である自分を受け入れて、そして、仲間との絆を強くしていったんです。
弱かったからこそ、強くなれた。
なんだか、すごく大切なことを教えられた気がするんです。
弱みは弱みで終わらせなくていいんじゃないか？と思います。
自分１人で強くなる努力とかじゃなくて、周りを頼る。
信頼関係がないとできないことですが
ここが私にとっては難しいところではありますが、頼る、甘える、ということも
私の課題なので、弱みを強みに変えていきたいなぁ～と思いました。
こんなこと言いながら、私は純粋な妖怪のぬらりひょんが一番好きなんですけどね～～
圧倒的な強さ、弱みのない強さに魅かれます～～～
でも、私自身は弱みだらけなので・・・
その弱みのおかげで強くなれる可能性もあるんだな、ということを教えてもらいました