すいません、では済まさない!その2 | スピリチュアルに生きる!

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吃音・社会(社交)不安障害、脇見恐怖症など心の病で長年悩んできました。
問題だと思っていた事は問題ではなかったと気づき、今、自分の生きたい人生を創っています♪(*^^*)
夢の中で遊びます♪だってここは夢の中なんだから♪(*^^*)

『すいません』 を言わないと心に決めつつ、家路についたのですが、


近鉄特急に乗ったときに、早速お試しがやってきましたビックリマーク


お試しと言っても、大したことではないのですあせる


きっと何気なく人はやりすごしているであろう出来事なんですが、私にとってはお試しにしか思えませんでした。





特急は指定席なので、自分の席を探しました。


席を探す時も、毎回間違ってないか、絶対に間違ってないか、かなり確認します。


号車は合ってるか?


席の数字は合ってるか?


窓側なのか通路側なのか?


何度となく、確認して、絶対に間違ってないな、と思わないと座れません~~。


だって、間違っていたら・・・・・あとから『すみません~~あせる』ってことになるかもしれないし、


なんて私はバカなんだろう・・・と自分を責める材料になってしまうからですあせる


人から責められるのが怖いので、そうならないように、絶対に間違わないようにしなくちゃいけないのです。




今回、私の席は、窓側でした。


私の席の隣(通路側)には、若そうな女性が座っていました。


そして、私の席には、その彼女のものであろう荷物がドカッと乗っていました。


おまけに、窓側には傘が立てかけてあり、雰囲気的に、彼女がそこを占領しているような感じでしたあせる




うわ~~~なんだか嫌なパターンあせる


荷物とかどけてもらわなきゃいけないじゃない~~~あせる


でも、ここ、本当に私の席なのかな?





と、何度も何度も切符を見て、確認していたら、彼女の方が気がついて、


『ここですか?』


って聞いてきたのです。


『・・・はい。』 と私。





ここで、いつもの私なら、すでに 『すいません』 を言ってるはずなんです~~~あせる


わざわざ荷物をどけさせてしまって、すみません、てな感じです。


でも、ちょっとまてよ~~?と思ったんです。


なんで私が謝るんだ??


私の席に、荷物とかいろいろ置いていたからどけなきゃいけなくなっただけで、


私が謝ることでもないよなぁ、と思いました。


私が彼女の立場なら、私がきっと 『すみません、荷物どけますね』 って言うと思うんです。


ってことは、どっちかって言うと、私が謝ってもらってもいい立場だよなぁ?と思って、


グッとこらえました。





その彼女は、すみません、なんてことは一言も言いませんでした。


ただ、荷物をどけただけです。


そうかぁ~~、別に、荷物どけたらいいだけだよなぁ、そんなに悪いことしてるわけじゃないし。


ただ、荷物置いていただけだもんなぁ。


私だったら、『すいません~~あせる』って言っちゃうなぁ。


だからもう、前もってそうならないように、絶対に人の席に荷物置かないもんなぁ・・・・。


なんてことを考えながら、私は席に座りました。




隣の彼女、本当に荷物が多かったんです。


手荷物だけで3つはあったかなぁ。


私の席からどけた荷物を、今度は足元に置いたんです。





おいおい~~~あせる


今度は足元か~~~あせる


ってことは、私が先に降りるとなったら、また荷物をどけてもらわなきゃいけないじゃない~~~あせる


と、ちょっと心配になりました。


降りる時に、私が 『すみません~~~』 って言ってしまう確率が高くなったからですあせる


そこから、私の中で、すみませんと言わなくてもそこから脱出(大げさですがっあせる)する方法を


考えまくりました。




みんなって、こういう時、なんて言って通してもらうんだろう?


軽くすみません、って言ってるような気もするなぁ。


前を通ってすみません、的な。


でもなぁ、そのすみません、と私の言うすみませんはちょっと違うんだよなぁ・・・。


みんなのは礼儀的な感じのすみません、なんだけど、私の場合は申し訳ありません的な


すみません、なんだよなぁ・・・・汗


現に、荷物をどけてもらうことを申し訳ない、なんて思ってしまってるし・・・。


でも、考えたら、私は何も悪くないよなぁ?


彼女がたくさん荷物持ってて、置いてるからであって、荷物がなかったら私はスッと通れたんだし、


どけてもらうのは当たり前で、何も申し訳なくないよなぁ・・・。


ってことは、『すみません』 なんて言わなくてもいいよね。


でも、なんて言ったらいいんだろう・・・。





もうこの際、礼儀的な意味で、『すみません』 を言ってしまおうか、とも思いました。


でも、いやいやいや、ついさっき 『すみません』 を言わないと決めたばかりだし、


私と彼女が逆の立場だったら、この彼女は絶対に『すみません』 なんて言わないだろうな、って思ったんです。


なんだかそういうタイプの人だったのです。


どけてもらって当たり前、って感じだと思ったので、


私もその心意気でいればいいのか・・・・と思ったり、


まぁ、ほんとにいろんなことを考えました。





たかが、通路に出るだけなんですがあせる


いかに何も考えずに 『すみません』 を多用していたのか、


しかも、私が悪いわけじゃないのに、申し訳ない、なんて思っていたのか・・・・ってことに気づかされました。





だんだんと降りる駅が近づいてきました。


隣の彼女は、通路をはさんだ隣のお友達と、余裕でおしゃべりを楽しんでいます。


やっぱり、私の方が先に降りる雰囲気です。


私の心の中は一応決まりました。


何も言わず、その場に立ちあがろうと・・・・。


無言の降りますアピールあせる


手荷物をまとめ、その場にスクッと立ち上がる。


これで、降りることを察してくれるに違いない。


それでも気づかなければ、通してもらっていいですか?って言えばいい。


降りますので・・・・がいいかな?とか、いろいろと考えたんですが、


何しろ私は吃音です。


最初の第一声が出にくい。


でも、『すみません』 はすごく言いやすくて、どもらないんです。


まぁ、どもる言葉であれば、多用はできませんしね・・・・ガーン


私がすみませんをよく使う理由は、吃音だから、というのもあるんだなと思いました。


言いやすいのです。





とにかく、この出来事で、いろんな事に気づかされました。


降りる駅に到着して、私はイメージした通りに、スクッと立ち上がりました。


私の中のイメージは、仁王立ちです(笑)


無言で立つ。


こんなこと、たぶん、今までにやったことないと思います~~~あせる


無言の圧力(ってほどのものは出てませんがあせる)なんて、やったことないです。


無言でなんか嫌なやつ・・・って思われたどうしよう・・・なんて思ってしまうし、


今までは絶対にできなかったんですが、勉強会で悪い人になる、と決めたばかりでもあったし、


無言で仁王立ちできたら、グーグッド!って出来るかもしれない、と思うのもあって、やってみました。





彼女は、私が降りるのを察して、荷物をどけてくれました。


もちろん、彼女も何も言わず、ただ荷物をどけただけです。


何事もなく、私は降りることができました。





はい、たったこれだけのことです。


『すみません』 を言わずに降りれました。


私も何も悪くないし、彼女も何も悪くありません。


すみません、っていうほどのことは何もなかったのです。





悪い人になれて、すみませんを言わなかった。


一度に2つの宿題が出来ましたビックリマーク


なんてことはない場面ですが、私にとっては、お試しだな~と思いました。


こんな些細なことからだけど、変えていけたら、私はワンドの7が困難じゃなくなるかもしれません。





駅で切符を渡す時(前もって買ってあるので大きな白いチケットなんです)、思わず 『すみません』 って


言って渡そうとしてしまう自分がいました叫び


私って、こんなときにも 『すみません』 を使っていたのか~~~~あせると驚きましたΣ(・ω・ノ)ノ!


もちろん、グッとこらえて、笑顔で 『ありがとうございました♪』 と言って渡しました。





意識して、『すみません』 を減らしていきたいと思います。


私の場合、私が悪いんだからすみません、っていう感じで使っていると思います。


それは、自分の価値を下げることだし、否定していることにもなるし、卑屈になりすぎていると思います。


そういうのが、私の悩みにもすごくつながっていると思います。


守田さんにも指摘されたように、吃音でごめんなさい、的なところもあるし、


脇見恐怖症の脇見をしてしまってごめんなさい、ってところにもつながっていると思います。


私は、私が悪いことをしている、ってすごく思い込んでいると思うんです。


事実はどうかわからないのに、私はその思い込みから抜け出せないのです。


もちろん、抜け出す予定ではあるんですが(苦笑)、そのためにも、この宿題を日々忘れずに実行していきたいと思っています。





今日も、自分にグーグッド!できました音譜


悪いやつになってやりましたよ~にひひグッド!