版画の部屋。壁紙も版画と拘られている。
作品が壁面と共鳴している。
最後の部屋は音楽とのコラボ。
本展覧会のために作られた楽曲が流れている。
やはりこの点描具合が好きだ。
壁だけでなくレーベルにまで着色されている。展覧会の構成全てに入り込んでおられるのが伝わってくる。
坂本夏子+梅津庸一「水差しの口を塞ぐ」2023
この2人の共作は、今後も楽しみにしたい。
本美術館での漏水問題に言及されている。またその中で、(旧来)美術は永続性を志向し、現代アートは仮設性や流動性を重んじると書かれている。作家の価値観を知ることは楽しい。
「水難」2023
「不安は口を開けて待っている」2022, 作家蔵
「メトロノーム」2014
進歩的というより昔風の作品。画伯の世界観は広いのか狭量なのか。