静岡駅からバスで約1時間、日本平に到着。そこからロープウェイに乗り久能山に。
展望台?から駿河湾を臨む。浜辺に立ち並ぶのは石垣イチゴ農園とのこと。小学生の頃、イチゴ狩りに来たことを思い出した。
参詣に向かう。徳川家康公が埋葬されているのが久能山東照宮で、日光東照宮は家康公を神格化して祀っているのだと知る。
随身 阿形像
随身 吽形像
門内の左右には仁王像ではなく随身像が。あと門の裏側左右には狛犬と獅子が安置されていた。門内の狛犬&獅子を初めて見た。
家康の手形
家康公の38歳の時の手形。身長は155〜159cmだったようだ。
本来鐘楼だったのが、明治維新の廃仏毀釈で鐘が外され太鼓に置き換えられた。神仏二刀流を完全否定されてなお「神様、仏様」の宗教観は今も根強い。
唐門
それにしても絢爛豪華を地で行く装飾がこの後も続く。日光東照宮が光り輝く陽明門と唐門の一発勝負なのに対し、こちらは全体がこのトーンで美しい。
日枝神社
神殿に続く門を抜けると、
歴代将軍の御神体が祀られていた。
拝殿
こちらも絢爛豪華。赤、青、緑、金の4色が折り重ねられて眩い。加えて、
逆さ葵
日光東照宮の魔除けの柱と同じ「満つれば欠ける」のコンセプト。諸行無常に抗う思いは、現代のサスティナブル志向に似ている。
本殿
本殿&拝殿
廟門を潜り石段を上った場所から、本殿と拝殿の屋根を見下ろすことができる。廟所参道を登り、家康公の墓へと歩を進める。
神廟
家康公の墓。日光東照宮の奥社宝塔と同じ形だが、こちらが本家本元だったのか。
神廟の裏に愛馬も埋葬されていた。