茅の輪潜り@夏越の大祓+ | 温室メロンの備忘録

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夕方久し振りに芝大神宮まで参拝に行くと階段に大きな輪が設置されていた。

茅の輪潜り

宮中祭祀の祭儀の一つである夏越の大祓(なごしのおおはらえ)で行われる「茅の輪潜り」のための輪っかだとのこと。半年間の罪や穢れを祓い残り半年間を無事に過ごせるよう願う儀式なのだそう。今日は夏至、もうすぐ6月が終わる。今年も折り返しだ。


説明通りに3回茅の輪を潜ってみる。年末くらいにはコロナもワクチン接種で落ち着きを取り戻せていれば良いな。

参拝した後、先日気づいた小さな狛犬のことが気になっていたので社務所で伺ってみた。果たして入手できる物なのだろうか。


獅子狛犬

初穂料を納め授与して頂く。


この獅子狛犬は時が来るまで仕舞っておこう。

【追記】2021.6.23
今朝も茅の輪を潜る。あと鳥居の左右に2つの塚があるのでちゃんと見てみることに。近所だと思うとやはり確認が手薄になるなと。

生姜塚

創建の平安時代、この辺りが生姜畑だったことに因むのだそう。殺菌作用もありまた風邪に効くことなども関係しているかも知れない。

貯金塚

不動貯金銀行の創業者である牧野元次郎氏の碑。手本とした大黒天が彫られている。現在のりそな銀行らしい。「根気根気、何事も根気」とのことだ。


強運(ごううん)御守

普段滅多に御守を買うことはないのだが「きょううん」ではなく「ごううん」と何だか強そうなので買ってみた。

【追記2】追加情報
改めてネットで調べてみると、浜松町は江戸の元禄年間に名主になった権兵衛と言う人間が遠州浜松の出身だった事から付いた名前なのだそう。昔からよく来ていたが、今この地に住んでいるのも何かの縁だろう。

芝大神宮は明治維新の前までは芝神明と呼ばれていたようだ。近くにある通りの名前が芝神明商店街なのを不思議に思っていたがようやく合点が行った。

真偽は定かでないが、女優の北川景子氏が強運御守を例年購入されているとのこと。安産祈願にも御夫婦で参詣されたようだ。