【放送大学】'24年度1学期面接授業の抽選結果 | 慶應通信(法学部乙類 77期春)&放送大学 -tempus fugit-

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わが手に執れる炬火は 叡智の光あきらかに ゆくて正しく照らすなり

今日、2024年度1学期、放送大学の面接授業の当選結果が判明しました。申請した「宮沢賢治の文学と思想」と「フォトグラフ製作技術概論」は両科目とも当選しました。東京文京学習センターでの授業になります。

 

そこで、この2科目に関する話題を過去の投稿を修正してアップしました。

 

1「宮沢賢治の文学と思想」

(1)私の好きな童謡

 銀河鉄道の夜、ひかりの素足、雁の童子など

 

(2)私の好きな詩(宮澤賢治 青森挽歌から一部抜粋)

あいつはこんなさびしい停車場を
たったひとりで通っていったらうか
どこへ行くともわからないその方向を
どの種類の世界へはいるともしれないそのみちを
たったひとりでさびしくあるいて行ったらうか
 (草や沼やです
  一本の木もです)
 《ギルちやんまつさをになつてすわつてゐたよ》
 《こおんなにして眼は大きくあいてたけど
  ぼくたちのことはまるでみえないやうだつたよ》
 《ナーガラがね 眼をぢつとこんなに赤くして
  だんだん環をちいさくしたよ こんなに》
 《し、環をお切り そら 手を出して》
 《ギルちやん青くてすきとほるやうだつたよ》
 《鳥がね、たくさんたねまきのときのやうに
  ばあつと空を通つたの
  でもギルちやんだまってゐたよ》
 《お日さまあんまり変に飴いろだったわねえ》
 《ギルちやんちつともぼくたちのことみないんだもの》
  ぼくほんたうにつらかった》
 《さつきおもだかのとこであんまりはしやいでたねえ》
 《どうしてギルちやんぼくたちのことみなかつたらう
  忘れたらうかあんなにいつしよにあそんだのに》

宮澤賢治『校本 宮澤賢治全集 第一巻』(筑摩書房、1973)154-166頁。

 

(3)私の好きな短歌

歌校A 明治四十五年四月

邪教者の家夏なりき大なるガラスの盤に赤き魚居て

宮澤賢治『校本 宮澤賢治全集 第一巻』(筑摩書房、1973)9頁。

 

銀河鉄道の夜(1985)ジョバンニとカンパネルラ

画面は途中で一度暗くなりますが、そのまま続けて最後までご覧ください。

 

2019年9月26日朝9時40分、我が家のももたん(猫=ロシアンブルー・女の子)が突然天国に旅立ってしまいました。いつもは、早朝、勉強している私の所へやってきて、キーボードの上を歩いたり、窓から外を眺めたするのが日課なのですが、その日は来ませんでした。

 

ももたんは、いつも寝ている妻のベッドの脇で息遣いが荒く、ぐったりしていました。そこで、獣医さんに連れて行ったのですが、順番を待っている間に苦しみだして、突然心筋梗塞で亡くなってしまいました。前日まであんなに元気だったのに…… 

 

ももたん(正式名:ELIZA)の誕生日は2009年2月19日で、5月18日に我が家に来たので、約10年7箇月の生涯でした。短かすぎるような気がしますが、我が家で暮らして幸せだったかな ? 私の部屋から見える場所(庭)に埋葬しました。

 

我が家にやって来た日に、ペットショップで写真を撮ってくれました。

 

私が勉強していると突然やって来て、キーボードやノートの上に乗ったり、ディスプレイの角に顔をスリスリしていました。

 

その日の夜、毎年夏にしか現れないももたんの友達のヤモリ君が突然現れました。

 

2「フォトグラフ製作技術概論」

私は高校生から大学生にかけて、カメラが大好きでした。なぜかというと、自分の撮った写真で他の人の心が少しでも動いてくれたら嬉しいと思っていたからです。このことは高校生の時に歌っていたプロテストソングにも言えることでした。

 

下の写真は、私の持っている昔のアナログカメラ群です。最初の自分のカメラはこの写真には無い、minolta SRT superでした。

 

上右:NikonF2 Photomic 1976.09購入
大学4年生の夏休みにアルバイトをして念願のNikonを新宿のヨドバシカメラで購入。翌年就職した会社の初任給の約1.3倍の値段だった。

 

・上中:NikomatFT2 1977.06購入
就職後初めてのボーナスを持って、新宿のヨドバシカメラまで買いに行った。

 

・下右(箱入り)Nikon28Ti 1996.03購入
妻がカメラを欲しいと言ったので、このカメラを妻のお金で買って来てしまった。でも、望遠も付いていないし、撮影方法が難しいと叱られた。20年振りにカメラを購入したがフィルム2本程度しか撮影しなかった。

 

・上左:NikonF Photomic 1997.06購入
会社の近くの中古カメラ屋さんに展示してあったので思わず買ってしまったが、フィルム1本程度しか撮影しなかった。

 

・下左(箱入り):Nikon S3 YEAR2000 2001.03購入
復刻版のカメラで45万円。高価すぎるので一度は買わないと心に決めたが、NHKでこのカメラを特集した番組を見た翌日に我慢できずに突然予約してしまった。納品されるまでに10箇月かかったが、まだ一枚も撮っていないし、手も直接触れていない。完全にデッドストック化している。限定2500台だったと思うが、Yahooなどに安く出品されていのを見ると、ひどくガッカリする。