きっと桃太の片想い
おかえりの儀式は、それもう激しく
自分の身長分くらい何度もジャンプして嬉しさアピールするも、長男はひと撫でふた撫で
ボール遊びを要求するも、ひと投げふた投げ
でも人間って、自分を好きでいてくれるのがわかると、だんだん心を許してくれてくもので
プライベート旅行から帰ってきた長男が、珍しく桃太にお土産を買ってきた
「気が利かない」という言葉を絵に描いたような人間が、珍しいこともあるもんだ
自分のオヤツに対する嗅覚は、人間の100億万倍あるといわれてる桃太
めざとい
それではいただきましょうか
噛み砕く力は、人間の100倍あるといわれてる桃太をもってしても硬くて割れない
これ大型犬が食べるものではなかろうか
小分けにしてあげて
ごちそうさま
また買ってきてくれるといいね
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食い意地も人間の1000万倍ある桃太に
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