舞台『ヴェニスの商人』 | ☆ ももnoひとりごと ☆

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演出:蜷川幸雄
作:W.シェイクスピア
翻訳:松岡和子
出演:市川猿之助、中村倫也、横田栄司、大野拓朗、間宮啓行、石井愃一、高橋克実、
青山達三、手塚秀彰、木村靖司、大川ヒロキ、岡田 正、清家栄一、新川將人、鈴木 豊、
市川段一郎、鈴木彰紀*、隼太*、坂辺一海*、丸茂 睦(楽師) ほか

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あらすじ:舞台は貿易都市ヴェニス。ある日、貿易商を営む裕福な紳士アントーニオのもとに、年下の親友バサーニオが借金の申込にやってくる。彼は才色兼備で大富豪の令嬢であるポーシャにプロポーズをしようとしており、そのための元手をアントーニオに頼ってきたのだ。生憎と全財産が海を渡る船の上にあったアントーニオは、自らを保証人として借金をするよう、バサーニオに勧める。ところがバサーニオが借金を申し込んだのは、よりによってアントーニオの天敵とも言うべき、高利貸のシャイロックだった――。
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10月14日の体育の日は、西宮にある兵庫県立芸術文化センター阪急ホールにて蜷川幸雄:演出『ヴェニスの商人』を観劇。
こちらは『彩の国シェイクスピア・シリーズ』として、蜷川幸雄氏監修での全作品上演中~~~その第28弾でした。
しかも大好きなオールメール・シリーズヽ(^o^)丿

もうなんといっても今作は市川猿之助さんのシャイロックが素晴らしいヽ(^o^)丿 
『じゃじゃ馬ならし』の時もそうだったけれど、歌舞伎の要素をふんだんに取り入れた、猿之助さんならではの演出がなされていたのがまたいいんですよね。
ヴェニスの商人とはいえ、つい高利貸シャイロックに同情してしまう。鬼気迫るというか迫力あるというか流石な演技力でした。やっぱすごいな、この人wwww
口の中も真っ赤にしてましたよね。たぶんあれ、こないだTVでやってた歌舞伎の時のやつかなぁ~~と思いながら見てました(*^_^*)
蜷川オリジナルのラストシーンは圧巻でした。

横田栄司さんの声フェチとしては(笑)、バッサーニオが登場するのが楽しくてw 
中村倫也さん演じるポーシャもとても可愛くてw
この二人のラブラブっぷりが超可愛くて(#^.^#)
バッサーニオの友人ロレンゾと、シャイロックの娘ジェシカとの恋はちょっと大人なラブラブっぷり。なんだけど、すごく割愛されてたような気がする・・・ちょっと残念。
高橋克実さんのアントーニオはかなり抑えめだったような印象。だからこそ、より一層にシャイロックの存在感が際立っているのかもw

もう一回観たかったなと思うほどの素晴らしい舞台でした。
だがしかし。真田十勇士に続き、こちらもまたこの日が大千秋楽だったので残念ながらそれも叶わず・・・・・

それにしても、この三連休・・・
土曜日にはゲキ×シネ『シレンとラギ』のゴダイで、
日曜日は、現在BSで再放送中の龍馬伝の西郷さんを、
月曜日は、ヴェニスの商人のアントーニオで・・・・
連日、高橋克実三昧でした(笑) 
それぞれに別人なのは流石です。
私はゴダイが一番好きかもw