サーマクールの後発時代へ | ももスキンケアクリニック院長ブログ:一期一会

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 ももスキンケアクリニックは、岡山県岡山市の美容皮膚科クリニックです。
 このブログを通じて、院長自身の言葉で、美容皮膚科の現在をお伝えしていきたいと思います。

 米国で2000年初頭に開発されたシワ・たるみ治療器のサーマクールは、種々の特許が切れた関係で、後発機器が韓国から続々登場してきました。(残念ながら国内メーカーはありません。)

 

 当院では一昨年から、そのうちの1台ボルニューマーの治療を開始していますが、別のメーカーの機器も国内のクリニックに順次採用されてきています。

 

 私が調べた限り、10therma、オリジオ、デンシティの3台が国内で既に稼働しています。

 

 デンシティだけは2つの発振方式を採用しているので(当院で例えると、ボルニューマーとタイタンを同日に打つイメージ)、厳密に同じとは言えませんが、いずれもサーマクールを意識して開発されている事は間違いありません。

 

 先発であるサーマクールが若干性能が良いとの意見もあるようですが、あまりにも乖離している価格差を考えると、サーマクールに戻る事は出来ませんし、実際のところ、明らかな差を感じる(若しくは受けられた方が訴える)事もありません。

 

 それほど、後発治療器は優れているのです。

 

 今後も、韓国メーカーがお互いに切磋琢磨して、この分野を牽引していくでしょう。

 

 福田