皮膚老化に関する再生医療は、主に当院で行っているPRP療法や、脂肪由来の幹細胞を培養(もしくは培養せずに分離投与)する方法等が行われています。
幹細胞を培養する方法は、専門の会社に依頼すれば、当院のようなクリニックでも受けてもらえるような時代に入っています。
皮膚老化治療に関してはまだ始まって数年といった状況ですので、歴史の長いPRPのような症例報告がそれほど出てきません。まだまだ比較すると、大変高額な治療法でもあるので、私自身としてはPRP療法を第1選択として推奨しています。
幹細胞治療の将来性は非常に有望と思います。しかし、幹細胞そのものが皮膚内で最大効果を発揮する治療法の開発には、まだまだ十分な余地がありそうです。
専門家の先生方の報告を引き続き待ちたいと思います。
福田