ももスキンケアクリニック院長ブログ:一期一会

ももスキンケアクリニック院長ブログ:一期一会

 ももスキンケアクリニックは、岡山県岡山市の美容皮膚科クリニックです。
 このブログを通じて、院長自身の言葉で、美容皮膚科の現在をお伝えしていきたいと思います。

 当院は昨年、ほうれい線等への投与が可能なヒアルロン酸製剤の取り扱いを中止しました。

 

 単純に治療をご希望の方が激減したからです。

 

 これまでヒアルロン酸治療を受けられた方が受診された場合、事情をご説明の上、人工物としてはレディエッセを、非人工物としては血小板治療をご提案させて頂きます。

 

 どうしてもヒアルロン酸治療をご希望の場合は、他院での治療をご考慮下さい。

 

 よろしくお願い申し上げます。

 

 福田

 再生医療の中で、血小板療法 (PRP)は脱毛症ガイドラインにも掲載されている治療法として認知されています。

 

 一方、他の手段を用いての再生医療も臨床研究や基礎研究が続いています。毛の組織(毛包組織)そのものを再生させる研究が行われており、PRP治療を凌ぐ効果が期待されています。

 

 最新の専門書では、実用化まであと一歩という印象でした。

 

 血小板療法と異なり、これらの治療は培養系となる為、手間がそのままコストに直結します。

 

 世に出たとしても、おそらく高額な治療になるでしょう。そうだとしても重症の脱毛症の方にとって、少しでも福音になればとも思います。

 

 これまでに無い画期的な治療として、期待したい分野です。

 

 福田

 報道で今夜からの寒波に対する注意喚起が行われています。本日の外来は、県外の方のご来院がありましたが、幸いにして積雪や強風の影響はありませんでした。

 

 明日は休診日ですが、10年に1度の寒気との事。私も大人しく自宅でゆっくりしようと思います。

 

 皆様も急な天候変化にお気をつけ下さい。

 

 福田

 

 

 開業した2008年以来、当院のケミカルピーリングは薬剤を処方してのセルフピーリングをご提案しています。

 

 ピーリングの適応は毛穴の詰まり軽減や、毛穴の拡張予防、ざ瘡由来の赤みの回復、浅いシワの改善や肌理の向上等になります。

 

 使用する薬剤は30%サリチル酸マクロゴールという、この分野では最も定番の製品です。

 

 色々な類似の医療サービスがその後に登場していますが、費用対効果の観点では、ご自宅でのケアを行ってもらう優位性は揺らぎません。

 

 一度処方させて頂けば、ご自身への使用に限り、その後のご自宅への郵送対応も承っております。

 

 福田

 今月より、ロート製薬から発売されているアゼライン酸外用剤の処方を開始します。

 

 昨年、営業の方からサンプルや論文を頂き、特にサンプルの使用感を確認していたのですが、採用に至りました。

 

 適応はざ瘡と酒さになりますが、既に多くの同業者の先生も取り扱っていらっしゃるので、新薬という位置付けではありません。

 

 ディフェリンやべピオ、ロゼックス等の保険薬が肌に合わない方向けの位置付けとなります。

 

 福田

 新型コロナウイルス対策で継続的にマスクを身に付ける事によるニキビは、この3年間、多くの方を悩ませました。

 

 外用薬等で上手く対処する事が基本になるので、地道なスキンケア治療を継続して頂く事が対処法です。

 

 こういった治療の継続は難しい方も多いので、海外のように、マスクを外す機会が多くなれば解決する方も増えるはずです。

 

 早く、個人の選択でマスクのオンオフを自由に出来る状況になってほしいものです。

 

 福田

 私と同世代(40代)の方がシミ治療にしばしば来院されますが、傾向として男性の方が日焼け止めを常用されているケースはまだまだ少ないです。

 

 治療をご希望される以上、やはり改善後の予防習慣は身につけて頂きたいので、日焼け止めのアドバイスは必ず行っています。

 

 開業医の役割として、お一人ごとの意識を少しでも高めていきたいものです。

 

 福田

 昨日から本日の外来は、目の周りのイボ治療の相談が多い2日間でした。

 

 全例、脂漏性角化症ですが、表面麻酔下でのレーザー治療で対処可能です。

 

 液体窒素でも取れますが、1回で正確に除去出来る点において、レーザー治療は有利です。

 

 福田

 美容外科治療によって生じた瘢痕に関する相談をお受けする機会があります。

 

 瘢痕は肥厚性瘢痕、白色瘢痕、色素沈着の合併等です。

 

 肥厚性瘢痕は貼付剤(エクラープラスター)を用いますが、改善が乏しければ信頼出来る形成外科医に紹介しています。ただ、再手術が出来無い難しいケースもあります。

 

 白色瘢痕はレーザー治療が可能ですが、原則は細い傷に限ります。

 

 色素沈着はピコレーザーで対処可能ですが、色調の改善が主たる目的になります(瘢痕そのものの改善は限定されます)。

 

 瘢痕治療は時間を要しますし、完全には治らないというご理解が必要となります。

 

 当たり前の事ですが、手術そのものが良好な経過を辿り、瘢痕が最小限になる事が理想です。

 

 福田

 

 

 毛髪治療に関する専門書に目を通しました。

 

 毛の研究に従事されている研究者の論文によると、加齢によりアジア人の黒髪はより色が濃くなってくるそうです。この為、白髪とのコントラストが強くなり、白髪が目立ってくるのを更に自覚するようになるとの事。

 

 自分自身の頭髪に抱いている感覚にも合致する内容でした。

 

 加齢により、毛の太さや密度は低下しますが、ねじれや色といった質感や色調にも影響が出てくるわけです。

 

 育毛剤の継続的な使用において、これらの因子にどのような影響があるのか無いのか、今後の報告が待たれます。

 

 福田