2020.4【地球ゴージャス「星の大地に降る涙」】 | momorika31589のブログ

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今から約11.2年前の2009年にやった

【地球ゴージャス『星の大地に降る涙』】。

主演は三浦春馬さん。

新田真剣佑さんはまだアメリカにいました。

アメリカで

【地球ゴージャス『星の大地に降る涙』】を

画面越しで観た彼は、

役者への思いが一気に大きくなりました。

岸谷五朗さん、寺脇康文さん率いる

【地球ゴージャス】が彼を奮い立たせました。

12.13歳くらいの彼が役者を目指す

ひと押しになった作品でした。


2014年。

若手が活躍できる日本へ活動拠点を移し、

彼はたくさんの作品で

大きな活躍を見せてきました。

ドラマや映画で色んな役柄を

たくさん演じました。

その中でも彼の中には

《舞台》という挑戦を待ちわびていました。


そんな時

2018年。

彼は、

岸谷五朗さん、寺脇康文さん率いる

【地球ゴージャス】に初めて出演をしました。

舞台経験のない彼は0から舞台を学び、

毎日稽古に励み、楽しんでいたでしょう。

残念ながら私は、

2018年の段階ではまだ彼のことをそこまで

認識していなかったため、

リアルタイムで追うことはおろか、

どのような舞台だったのかすら知りません。

しかし、

役者人生のキッカケの1つとなった

【地球ゴージャス】に出演した彼は、

とにかくもう嬉しかったことでしょう。


そんな中、2018年の

【地球ゴージャス『ZEROTOPIA』】の

期間の途中でしょうか?

終わってからでしょうか?

どのようなタイミングまでは分かりませんが、

彼は岸谷五朗さんから

こんなことを告げられました。

2年後の25周年で『星の大地に降る涙』の再演をする。それの主演をやってくれ!」と。

まぁ、そりゃ、

一字一句はもちろん合ってないだろうし、

この段階で『星の大地に降る涙』をやると

言われたかもわからないし、

【主演】と言われたかもわからないけど、

とにかく、2018年の段階で2年後

つまり2020年で

【地球ゴージャス『星の大地に降る涙』】の再演がやること、それの主演をやることが決まった。

相当嬉しかっただろう。

ただださえ、

役者人生のキッカケの1つである

【地球ゴージャス】に出演できるというのに、

その上、

当時観てた『星の大地に降る涙』での主演だぜ?

彼にとっては幸せ極まりない未来だったに違いない。


2020年の『星の大地に降る涙』は

11年前に比べて曲数も倍以上に増え、

歌、踊り、殺陣、演技……

とにかくたくさんのことをやらなければいけない。

それを、

忙しい中でたくさんたくさん楽しみながら練習し、身体もつくり、山のように努力を重ねて日々を過ごしてきただろう。

ファンクラブの投稿を見ていても

ワクワクしている彼を

存分に感じることができました。


彼の、この舞台に対する思い。

彼の、この公演に対する熱意。

彼の、この役に対する幸福さ。


色んなインタビュー動画や記事を読むだけでも

めちゃくちゃ伝わってきた。


私は三浦春馬さんの時の公演を見ていないけれど、


【シャチ】


その役を彼はどう作り上げてくるのか、

私自身も楽しみで仕方がなかった。


【地球ゴージャス】

『星の大地に降る涙』


……………………………………………………


それがどうよ。


コロナウイルス。


このちっぽけだけど

大きな悪魔のような存在のせいで

東京公演は半分以上が中止。

大阪公演は全てが中止。


延期じゃない。


中止。


悔しい。


この舞台を彼がどれだけ待ちわびていたか。


それを知ってしまっていたからこそ、

なおさら悔しい。


100歩譲って、

コロナウイルスなんて関係なく

私が勝手に高熱でも出してしまって

観に行けなくなる。

そのくらいのほうがどれだけ良かったことか。

悔しさなんて、いま半分

いや、半分以下くらいで収まるはずだ。


いや、まぁ、それはそれで

本当にコロナウイルスなんて関係なく

私が勝手に高熱を出してしまって

観に行けなくなってたら、

それはそれで100%の悔しさだっただろうな。

だって、

コロナウイルスなんて存在を知らないんだもん。

世界を滅ぼしかねないウイルスの恐ろしさを

知らないんだもん。


だから、

「もしも」の話とか[たられば]の話をしても

仕方がない、それはわかってる。


わかってるけど、万が一、

私が今回の舞台を観れない状況になったとしても、

彼には舞台をやってほしかった。

私が悔しいだけならいいんだ。

ただ、彼にだけはそして出演者の方々にだけは

悔しい思いをしてほしくなかった。

本当に。


さっきも言ったけど、

私は彼の舞台に対する思いや彼の努力を

幸か不幸か知っちゃってる。

だからなおさら彼の悔しさを

共感しちゃってる自分がいる。


いっそのこと、

インタビューを見たり読んだりしないで

ただ単に舞台当日を待ってただけのほうが

私の中のショックや悔しさは

少なかったかもしれない。


とも考えたけど、

私の悔しさが減少したところで

彼の悔しさは変わらないものだもんな。

悔しさの大きさ、悔しさの質、悔しさの期間。

悔しさだけじゃない。


苦しさ、

悲しさ、

寂しさ、

切なさ、

虚しさ、

憎しみ、

無念。


このそれぞれの思いを胸に込めながらも

彼はファンの前で笑顔でいてくれてる。

ファンクラブでは

少しだけ弱い部分も出しながらも

前に進もうとしてくれてる。

いまはそれが逆に私の胸に刺さるけど、


彼の顔を見る度、彼の声を聞く度、

彼の姿を観る度、彼の歌声を聴く度、


この人ならこの大きな大きな壁を

乗り越えてくれる!

この人ならこの逆境に立ち向かって

奇想天外なことをやってくれる!


不思議とそう思うんです。


25周年の

【地球ゴージャス】

『星の大地に降る涙』


ギリギリな状態の中で

なんとか迎えることは出来たけど、

千秋楽を迎えることなく幕を閉じてしまった。


だけど、私はいまでも信じてる。


いつかまた


この幕が上がることを。