6月中旬、朝から降っていた雨もお昼前には上がり、日が射してきた。
急遽、新宿御苑へ。
新宿門を入ってすぐの所にタイサンボクがある。
一本の木に蕾から実までついているのが不思議だ。
日当たりの加減だろうか。
この実から小さな赤い種が沢山できる。
近くのハンカチの木には青い実が揺れている。
秋には茶色で硬い実になる。
木の根元に去年の実がゴロゴロと落ちている。
踏むと足の裏が痛い。
その硬い実の中に薄い胚珠があるらしい、見たことはないけれど。
落羽松の森では雨に濡れた若葉が輝いていた。
残念ながら、私の腕では水滴の美しさは撮れなかった。
↓ は落羽松の実。 初見だ。
落羽松の根元に咲く花は、ムラサキハナナからオオアマナへ、そして今はヤブランになっていた。
母と子の森へと進むとハンゲショウの群落が見える。
ドクダミと同じ仲間なのに、この名前の差はなんだろう。
夏至から11日目を半夏生と呼ぶ、
今年の半夏生は7月1日頃から七夕までとか。
植物は人間界のそんなことは知ったことではないと、6月の半ばに咲き誇っているのかも知れない。
母と子の森を出口あたりにネムのが見えた。
この季節い赤い花は目立つ。
母と子の森の出口付近↓
この後、レストランユリノキへ。