上野の森美術館の「モネ展」へ行く途中、とても気になった木があった。
公園口近くの「ムクノキ」
中が空洞にも関わらず、元気だと横に説明がある。
植物は強い!
正面から見ると、空洞を通して向こう側が見える。
小さい子なら通り抜けできそうだ。
それでも葉が立派に繁り、あたりに木陰を作り出している。
上野の森というだけあって、大きく太い木も多い。
もう一本は美術館そばのイチョウの木。
こちら側から見ると、普通のイチョウの木だ。
この大きさのイチョウは珍しくはない。
だが、反対側を見て驚いた。
イチョウの表皮は見慣れているが、一皮剥くと別の顔が現れる。
これがイチョウ?
始めて遭遇した。
新宿御苑にもこんな木はなかったと思う。
乳根ができているし、新しい枝も出ている。
あのイチョウの樹皮の下にこんな幹が隠れていたとは、驚きでしかない。
植物の不思議と生命力の強さに驚いた日だった。