引き続き、霊障に悩まされている中で印象に残ってることを書きます。
いつものように寝ていると、ピシっという音や、びりっと紙を破く音が部屋のあちこちでしだしました。
ラップ音です…
足元から何かの気配がして、突然ピキッという音とともに金縛りが。
あー、きたきたって思っていたら、黒い人影のようなものが足元にみえて…
何かいると思ったら、布団がザーッと引っ張られたように感じ、ビックリしました。
それからしばらくして金縛りが解け、起き上がって更にビックリ…布団ではなく私が引っ張られてました。
布団は私の肩から下になってて、私の身体は布団から半分出てました。
窓に頭がくっつきそうなぐらい接近していました。
いつかあの世に連れて行かれるんじゃないか!?そう思ったので、なんとかできないかと図書館で調べました。
友達に相談してみても本気にしてくれない、誰も助けてもらえない、どこに相談したらいいかわからない。
強い孤独感に襲われました。
その頃はネットがまだなかったので、共感できる相手も参考にできる体験をしてる方もみつからず…
図書館で調べて出てきた方法をいろいろやっていきましたが、どれもダメでした。
そうして数年が過ぎたある日のこと…
朝、家を出て階段を降りていると、グイッと足を引っ張られました。
目を足元にやると、髪を振り乱した女性がこちらを半分笑いながら見上げて、私の足をグッと掴んでいました。
さすがにゾッとしたことを覚えています。
その日はその女性が脳裏を離れませんでした。
夜寝るのが怖くて、それでも眠気は襲ってきます。
その日も冷んやりと冷たい霊気が流れてきて、誰かがこちらに向かって歩いてきます。
ギシッギシッミシッミシッ
足元まで来たなと思った瞬間、金縛りにかかり、動かないって思った瞬間、ドンと上に乗っかられて…
うわって思ったら、「いひひひひひ……」という女性の笑い声。
その時、図書館で読んだ本に書いてあった「守護霊様助けてください!」とお願いするといいという文献を思い出し、とっさに心の中(金縛りにかかってて声が出ないので)で「守護霊さま助けて下さい!」と叫びました。
すると耳元で、「嫌じゃ!」という女性のしわがれた声といひひひひ……という笑い声が聞こえて、私は絶望感に襲われました。
するとピカピカと眩しい光が…と同時に気を失ってしまいました。
気付くと朝でした。
それ以来、その女性は現れなくなりました。
守護霊さまが助けてくれたのだと思います。
TOMOMO