「トリチウム」とはいったい何? | momonga385のブログ

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愛猫の事や、子猫の事や、世間の嫌なことを、私情を押し殺し、冷静に、分析し、新たな切り口で、記事にしていきたい!と、思っています!

福一の処理水の海洋放水だとか、空気中に放出だとかいろんな案が出ては、反対運動で、頓挫していますが、下記記事の様な情報があったとしても、それを理解できない方々もいます。下記記事を読み進むうち、気が付いたことがあります。それは牡蠣文中にKの一節です。

トリチウムが放出するβ線はエネルギーが弱いため、空気中を約5mmしか進むことができず、紙1枚あればさえぎることが可能です。

要するに、処理水が液体のままでは、処理方法が限られますが、例えば、何らかの吸収素材に、処理水を吸収させ、水分を蒸発させることで、トリチウムを、吸収素材にため込み、吸収素材と一緒に、放射線が出ないような容器に保管すれば、液体よりコンパクトに保管する事が出来ると思う。

一例をあげれば、紙おむつの吸収素材に吸い込ませ、水分を蒸発させ、

トリチウムを吸収素材に定着させる事が出来れば、放射線の遮蔽も割と低コストで行う事が出来るはず。

 

お隣の国は、科学的に説明しても理解できるわけがない。それは、ノーベル賞が科学や文学とは全く関係のない平和賞だけと言う事を考えれば、

簡単に理解できる。海産物を韓国以外をターゲットにすることは、今や可能です。とはいってもコロナ下では、国内消費しか期待できないのだから、国民が理解できるような番組を公共放送でもあるNHKが率先して情報提供番組を制作、放送すべきです。受信料採ってるのだから、それくらいやれよ、と言いたい。

 

<下記記事転載>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

安全・安心を第一に取り組む、福島の“汚染水”対策②「トリチウム」とはいったい何?

 

 

【ポイント】
リストアイコン トリチウムは「水素」のなかまです。
リストアイコン 自然界でも生成され、雨水や水道水、大気中にも存在しています。
リストアイコン 国内外の原子力施設などで人工的に生成され、管理されたかたちで海洋や大気などに排出されています。

シリーズでお伝えしている、東京電力福島第一原子力発電所(福島第一原発)における汚染水問題の現状と対策。第1回のサイト内リンクを開く「安全・安心を第一に取り組む、福島の“汚染水”対策①『ALPS処理水』とは何?『基準を超えている』のは本当?」では、現在おこなわれている浄化処理の方法と、浄化処理をおこなった水「ALPS処理水」についてお伝えしました。

このALPS処理水には、処理設備でも取り除くことのできない「トリチウム」が含まれています。トリチウムとはどんなものなのでしょうか?今回は、汚染水問題を正確に、深く理解していくためには必須な、トリチウムの基礎知識についてご紹介しましょう。

「トリチウム」って何?~自然界にも存在する“水素”のなかま

トリチウムとは、水素の「放射性同位体」です。放射性同位体とは何でしょう?ここで、理科の授業をちょっと思い出してみましょう。

水素や炭素などのさまざまな原子は、陽子や中性子でできた「原子核」と「電子」で構成されています。普通の水素原子を構成しているのは、陽子1個でできた原子核と、電子1個です。しかし、ごくたまに、原子核が陽子1個+中性子1個でできていたり、陽子1個+中性子2個でできていたりする水素原子があります。

水素原子と水素原子の同位体を図解した絵です。

 

これが、水素原子の「同位体」です。水素だけでなく多くの原子に「同位体」が存在しています。水素原子の同位体は、陽子1個でできた原子核を持つ普通の水素原子と、ほとんど同じ化学的性質を持っています。

水素原子の同位体のうち、陽子1個+中性子2個でできた原子核を持つ同位体は、「三重水素」と呼ばれます。三重水素の原子核は不安定な状態にあり、原子核は、その不安定さを解消するため、陽子と中性子の個数を変えてバランスを取り、異なる原子核へと変化しようとします。

トリチウムの原子構造を図解した絵です。

 

この時、三重水素は放射線を出します。こうした同位体を「放射性同位体」と呼びます。この三重水素こそが、トリチウムなのです。

トリチウムってどうやってできるの?~自然界にもたくさん存在

トリチウムは、宇宙空間から地球へ常に降りそそいでいる「宇宙線」と呼ばれる放射線と、地球上の大気がまじわることで、自然に発生します。そのため、酸素と結びついた「トリチウム水」のかたちで川や海などに存在しています。雨水や水道水、大気中の水蒸気にも含まれており、富士山周辺における地下水の年代測定にも活用されています。また、人の体内の水分量と、日本の水道水や大気中に存在するトリチウムの量から試算すると、水道水などを通じてトリチウムを摂取することで、人体内にも数10ベクレルほどのトリチウムが存在していると言えます。

「トリチウム水」の分子構造を図解した絵です。

 

自然界では、1年あたり約7京ベクレル(Bq、放射性物質の量をあらわす単位)のトリチウムが生成されており、自然界に存在するトリチウムの量は、約100~130京ベクレルと見られています。

一方、トリチウムは、人工的に生成されることもあります。まず、1945年~1963年におこなわれていた核実験で放出されたトリチウムがあります。また、国内外にある原子力施設(原子力発電所や再処理施設)でも、核分裂などを通じてトリチウムが生成されています。なお、原子力施設由来のトリチウムは、各国が、それぞれの国の規制に基づいて管理されたかたちで、海洋や大気などに排出しています。

トリチウムが放出する放射線とは?~紙で遮ることも可能

トリチウムは、「放射性物質」の一種です。ただ、トリチウムが放出する放射線の種類は、「アルファ(α)線」「ベータ(β)線」「ガンマ(γ)線」といった放射線のうち、β線のみです。このβ線は、薄い金属板などでさえぎることができます。さらに、トリチウムが放出するβ線はエネルギーが弱いため、空気中を約5mmしか進むことができず、紙1枚あればさえぎることが可能です。

α線、β線、γ線などを、紙や金属板でさえぎることができるかを示した図です。

 

こうした性質を持つトリチウムははたして、人体にどのような影響を与えるのでしょうか?次回の記事で詳しく見ていきましょう。

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