訪問先 芙蓉鎮(Fúróng zhèn)その⑩ 〜芙蓉鎮巡り・パート6〜
訪問日 2022年7月18日(日)
芙蓉鎮(ふようちん)だが、1987年中国で公開された映画『芙蓉鎮』のロケ地。時代は文化大革命前後。架空の村・芙蓉鎮で生き抜いた一人の女性の物語。そのロケ地が現在、観光地化されている。
いよいよ芙蓉鎮めぐりのラストになります。
では行ってみましょう!
22年7月18日(日)の芙蓉鎮の朝。この日も天気はどんよりしている。
お宿で頂く朝食の米ヌードル。味付けが日本人の口に合う。
前日、前々日は芙蓉鎮のメジャーなところを歩きましたが、路地裏を歩いてみたいと思います。
石畳をあるいてと…。
前日も来た映画『芙蓉鎮』で名場面で使われた建物へとやってきた。
名場面の建物のすぐわきには「芙蓉苑」(Fúróng yuàn)と書かれた額が掛けられた門がある。
“芙蓉苑”の門の脇を何食わぬ顔で歩いている猫ちゃん。
また“芙蓉苑”の門のそばには、今にも倒壊しちゃいそうな建物が…。
映画『芙蓉鎮』の名場面の建物のそばにある蓮の池。たぶんここが映画の撮影で使われた場所かなと思う。
ん?どんなシーンかって???
例えばこのシーン。胡玉音と黎満庚とが交際している場面。尚、胡玉音の出身が良くなく黎満庚は胡玉音と別れた。
また秦書田が刑期を終え芙蓉鎮に到着したとき、蓮の池を通っている。
さてさて、、、
蓮の池にある飛び石を渡って対岸へ渡ります。
飛び石を渡ると民家が見えてきました。
左にトウモロコシ畑が。
古そうな建物だ。人が住んでいるかわからないけども…
ブロックの塀がある通りにでてきた。
こちらは廃墟だ。どうも昔々何かの宿舎だった様子だ。
壁に「増強人民体質」(zēngqiáng rénmén tǐzhì)と書いてある。とおもったら、公衆トイレだ。
こちらにも古いおうちがある。このあたりでは“コの字型”にするのが習わしだったのかな?
整備されている石畳の小道にでてきた。
進んでいくと、目の前には土王橋が見える。どうも土王橋の上流側にでてきたようだ。
ちょっとお腹が減ったんで、腹ごしらえだ。
店先には麺やら米豆腐が置かれている。
このお店の米豆腐は、劉暁慶米豆腐店の米豆腐より量が多い。そして、油もたくさんだ。もしかしたら、このように食べるのが本当の米豆腐かもしれない。
芙蓉鎮のはずれへとやってきた。ここには芙蓉鎮を見渡せる高台がある。
階段を上ってと。暑くて蒸す日に階段上りはキツイ…
高台から見渡す芙蓉鎮の街並みだ。ここからは滝がみえない。
同じく高台かた見渡す風景で、こちらは滝の下流であり酉水(Yǒushǔi/ゆうすい)へと合流する。
芙蓉鎮の路地裏歩きからお宿へと戻ってきた。さてとお宿出発だ。
二晩お世話になった白河花谷客桟(Báihé huāgǔ kèzhàn)だ。
お宿のオーナーの小学生ぐらいの男の子から頂いたイチゴの葉のお茶のプレゼント。その男の子は初めて外国人と話しをしたといって、とてもはにかんでいた印象を覚えている。
高速鉄道の駅「芙蓉鎮站」(Fúróngzhèn zhàn)までお宿の運ちゃんに送り届けてもらった。
2022年当時、コロナ政策の真っただ中であり、いたるところでこのようなQRコードの提示が必要だった。
帰りはG687便の列車で、芙蓉駅を10時51分発で、武漢まで約4時間半の道のりだ。
改札ゲートが開いた!さて、列車が停車するホームへといきます。
列車が駅へとはいってきた。これで芙蓉鎮ともお別れだ。
芙蓉鎮を過ぎるとのどかな青空が広がっていた。
これで芙蓉鎮の旅は終わり!
また芙蓉鎮の訪問から2年越しに当時の記憶を思い出しながらやっとブログをまとめることができた!
おわり。