張飛一担土からシェアーバイクに乗ってやってきた。走行距離は4.5キロ、4元(80円)を支払う。
万寿宝塔がある万寿園の入り口だ。
入り口の右手にある碑。2006年に中国重点文物保護に認定されたとある。
万寿園内の見取り図。わかりにくいが、地図右側より入り、左へと進むと仏塔がある。
万寿園へ入るとちょっとした庭園となっている。まっすく進みます。
入り口から真っすぐ進んだ先にある八仙門。
八仙門の右に建てられている碑。碑には宋代・蘇軾の『荊州十首』の一節の詩が彫られている。最後に“戊辰”とあるので、1988年に建てられたのかな??
なお、碑に彫られている『荊州十首』は次の通り。
沙頭煙漠漠、来往厭喧卑。野市分獐閙、官帆過渡遅。
遊人多問卜、倫叟尽携亀。日暮江天静、無人唱楚辞。
*この詩の解説したかったが、良い情報が見つからず…。
なお『沙頭』の詩は以下の通り。
遊子行癒遠、沙頭遭暮秋。孫劉鼎足地、荊益犬牙州。
鼓角風雲惨、江湖日夜浮。此生応哀哀、高枕看東流。
*この詩の解説したかったが、良い情報が見つからず…。
さてさて、、、
八仙門を抜ける照壁が経っている。この裏手に万寿宝塔がたっているが、左手の小道を進みます。
小道を進むと長廊下が見えます。長廊下の左側には…??
長廊下の左側に見える大きな川は長江だ。奥には荊州長江大橋が見える。
長廊下を進んだ先にある観音磯。南宋時代、この辺りに観音寺という寺院があったことから観音磯という名前が付けられた。
観音磯の碑の裏側には「天下第一磯」と彫られ、数多くの国家指導者が観音磯を訪れては、治水戦略を定めたという旨が彫られている。
観音磯から長江を眺める人たち。
また観音磯の碑のそばに二等三角点が設置されている。これを壊したら三年以下の実刑になると説明がある。
では万寿宝塔がある方向へと進みます。
手前には亭、亭の後に万寿宝塔がの先が見ます。
亭内には、1998年の長江洪水の救援作業で殉職した35名の名前が彫られた碑が収められている。
こちらが万寿宝塔だ。八画七層の塔だ。でも六層しか見えないぞ…。
塔は外からも見えるが、そばでみるには拝観料が必要だ。拝観料は10元(200円)だ。
こちらは拝観券の裏側。裏側には万寿宝塔の説明書きがある。
さて塔へと進みます。塔の下層部分は地下に隠れています。
万寿宝塔だが、何百年もの時間を経た結果、長江によって運ばれた土砂が堆積。仏塔の下層部は地面よりも低くなってしまった。
仏塔の下層部から仏塔を見上げます。
仏塔には様々なレリーフがはめ込まれています。
仏塔の底の角では力士が仏塔を支えています。
仏塔の周囲を一周しました。仏塔内へと入りたく思います。
仏塔の下層部には阿弥陀仏が安置されています。
仏塔内を上ることができる。
しかし、上がってみようと思った矢先、この下層部の狭さなのか何なのか分からないが、気持ち悪くなってしまい更に進む気になれず引き返すことに…。
仏塔をでると雨が降って来ました。天気予報は曇りでしたので、傘は持ち合わせていませんでした。
これで荊州の旅行は終わり。