滕王閣 (Téngwánggé)
訪問日 2021年10月30日(土)
滕王閣(とうおうかく)は、南昌にある楼閣で、湖南省岳陽の岳陽楼、湖北省武漢の黄鶴楼と並んで江南の三大楼閣として有名だ。
では行ってみましょう!
細い小道をてくてく歩いていきます。
手前の「滕閣秋風」の牌坊。奥には滕王閣が見えます。
こちらが滕王閣の見取り図。
チケットを買いました。
チケットゲートを抜けると赤提灯が。
現在の滕王閣は1989年製の29回目の再建であり、唐代の遺跡の南側に建てられた。
滕王閣の低層部に掲げられている扁額。なんて読むんだろう??
建物に入ると「時来風送滕王閣」という彫刻がある。ここに描かれている人物は『滕王閣序』の作者王勃(おうぼつ)である。
『滕王閣序』だが、唐代上元二(675)年、王勃がベトナムに左遷された父を見舞う途中、滕王閣での宴に招かれ、そして出来上がった作品。その宴を再現したものになる。
では階段を登ります。
途中の階までやってきました。戸の外には赣江(かんこう)が見えます。
途中階の展示だが、東京生まれ中国育ちの建築家梁思成によって1942年「滕王閣再建の草案図」が作成された、とある。一つ前の滕王閣は1926年に燃えてしまっていた。
当時の草案図の図面である。梁思成は1972年に死亡しており、この現代の滕王閣を見ることはなかった。
最上階の方まで階段を登ってきました。天井ですが、綺麗な木組み?です。
この壁に掲げられているのは「滕王閣序」になる。
外を眺めてみます。南昌の街並みが見えます。
またこちらは赣江です。
滕王閣から降りてきました。横側から見るとこのようになっています。ちなみに写真左手に赣江が流れる。
滕王閣の北側に古風な公園がある。
古風な建物があるが、いずれも近年になって作られ、個人的には、あまり関心が向かない。
一番北の端まできました。城門があるだけです。
八一大橋が見えます。端まできて橋を見たの引き返します。
西には夕焼けが見えます。ではこれで終わり。