加藤忠史先生の【双極性障害 第2版】より、私が気になったところを抜粋。
前記事はこちら→ 加藤忠史先生の"双極性障害"ざっと読んだ
双極Ⅱ型障害の軽躁状態は、双極Ⅰ型障害の躁状態に比べると症状が軽く、期間も短いので、診断が難しく、医師によってもばらつきます。ご家族や職場での情報が少ない場合には、軽躁状態と落ち着いた状態を鑑別するためには、医師は患者さんの自覚症状に頼ることになります。
私、家族や職場での情報ほぼなし。自己申告。
その代わり?くだらないことまで診察時P先生に話している。
前回受診はやはり早めに受診して良かったのかな(。・w・。)
精神科の治療は、患者さんと医師の共同作業であり、両者がそれぞれの確固とした立場を維持しないと、うまく進みません。しかし、医師が自分の言葉通りに診断している、という状況が繰り返されると、無意識のうちに、医師にこう動いて欲しい、という気持ちが働いてしまう可能性があります。このように。患者さんの訴えだけを頼りに治療を進める状況になってくると、患者さんと医師の関係が不安定になって来る場合があるので、注意が必要です。
無意識に医師を動かしているかもしれない(艸゚Д゚ll)!?
私は大丈夫かな…
また、軽躁状態もさることながら、最近では、うつ状態でも軽症の方が、双極Ⅱ型障害と診断されている場合も少なくありません。こうした場合、どこからが「エピソード」なのか、どこからが「悩み」なのかが、治療を続けているうちに、患者さんにとっても、医師にとっても、はっきりしなくなりがちです。そうなると、治療の目標が曖昧になってしまいかねません。双極Ⅱ型障害の治療においては、治療目標をしっかりと持ち、今何を治療しているかを明確に意識しながら治療する必要があると思います。
ここも私が注意したいところ。
どこからが「エピソード」で、どこからが「悩み」か。
治療目標、今何を治療しているか…(。-_-。)
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