マレーシアで知り合い
もう付き合いも長くなった
韓国人のお友達
仕事の合間を縫って遊びに来てくれて、先日久しぶりに2人でゆっくり食事ができました
彼女の息子たちと我が家の娘たちが全く同じ年齢なので何かと共通の話題も多く
お互いいろんな話をする
いつも明るくポジティブで優しくて
年下だけど落ち着いている
大好きな友達の中の1人です
教師の資格を持ち韓国で先生をやっていた事は以前聞いていた
今はこちらの大学で多くの学生に教えている
順風満帆な人生なんだろうな
本当に素敵な人だな
いつもそんなふうに思っていたら
話をするうちに
自分はとても苦労したと言う
お父さんが昔気質の人で
「女に学問は必要ない」
という考えの持ち主だったと。
彼女は勉強が好きで高校の成績も良く
教師になりたくて
お父さんに大学に行かせてもらえるよう何度も頼んだけれども
「女は大学など行かんでよし」
と全く聞く耳を持ってもらえず
高校を卒業して就職し
2年間働いてお金を貯めて
それから大学受験をして大学生になったんだと話してくれた
朝から夕方まで大学で勉強して
夜はパートタイムで働いて学費を稼ぎ
最後まで全て自分で学費を払い教師の資格も取って卒業した🥹
あんなに反対していたお父さんが一番卒業を喜び周りにも自慢していて 彼女はとなったらしい😂
教師として数年働き
結婚して旦那さんと共にマレーシアに移住する事になったものの
英語がわからず
子供もまだ小さく
悶々としながら家にこもる日々が3年ほど続いたある日
お父さんが
「なんで先生やらんの?」
と電話で放ったひと言が
めちゃくちゃ彼女に刺さったらしい
やっぱりここでも教師の仕事をしたい
そのためにはまず英語を話せるようになろう
とそれから猛勉強をして英語を完璧にマスターし
大学の採用試験に挑戦して今の彼女がある
自分は若い頃は苦労が多く
とても大変だったけれども
お父さんのあの一言で自分の人生が大きく変わった
自分の力で大学卒業までやり遂げた事は今の大きな自信に繋がっていて
そして昔からずっと支えてくれている旦那さんに今も心から感謝しているし今が最高に幸せだと彼女は言っていた
なんというかもう
一緒にいて話をするだけで
体中の細胞が元気になって免疫力がアップする感じ
年齢を言い訳にして自分にストップをかける事をなるべくせずに
私も頑張ろうと思いました
私は本当に友人達に恵まれてるなあとしみじみ思うマレーシアの日々なのでした