最初はママ友として知り合った
韓国人の友達ソンミ
マレーシア生活の中で多くの時間を一緒に過ごし
ママ友を超えた大切な友達になった
いつも突然
「今から行く」と連絡があり
どこに何しに?
と聞く間も与えず車で現れ
いろんな所に連れて行ってくれる
彼女は教育移住で
我が家の長女と同い年の息子と
ひとつ歳下の娘と3人で学校の隣のコンドミニアムに住んでいた
人なつこい性格で私より8歳も歳下だけど
子供たちも仲良く何かと話が合い 一緒にいてとても楽しい
ものすごい努力家で
近くの短大にある3ヶ月の英語コースに
2回通い
自らの英語力向上にも全力で取り組んでいた
彼女は自分の感情に素直で意見をはっきり言うため
周りの韓国人や他人とぶつかる事も多く
何か嫌なことがあるとサングラスをかけて
ビデオコールをかけてくる
今日は誰にも会いたくないと自分の胸の内を話してくれたり。
私はストレートで素直な彼女が好きで
2人でいろんな話をした
料理も得意で
いつもお手製の料理を分けてくれたり 彼女の家でもたくさんご馳走になった
美味しかったなー
ある日 彼女が私の事を突然日本語で
「お兄ちゃん」
と呼んだ
しかし韓国ドラマが大好きな私は一瞬で理解した
歳上の女性へ親しみを込めた
オンニという素敵な呼び方を
私への気遣いと共に日本語の「お姉ちゃん」に訳してくれ
途中で何かの邪魔が入り
お兄ちゃんになったのだろう
彼女の嬉しそうな顔を見て訂正できなくなり
その日は一日中
お兄ちゃんと呼ばれながら過ごした
次に会った時には
彼女のお兄ちゃんブームも過ぎ去っており
また「もひ子〜」と呼ばれる平穏な日々に戻り事なきを得た
彼女は行動力があって
アクティブなのにお裁縫がプロ並みで
特に刺繍は教室を開けるほどの腕前の持ち主
彼女に教えてもらって
今まで縁がないと思っていた刺繍にハマり
今でも時間のある時には一人で楽しんでいる
そしてある時彼女の家に子猫がやってきた
という知らせを受けて
ダイソーで猫じゃらしを買い
動物好きな次女と見に行った
彼女が親しくしている韓国人のお友達が韓国に2週間一時帰国するため
預かっていたらしい
その後 そのお友達が
「私の愛する猫娘のために猫じゃらしという素敵なプレゼントをくれた日本人にお礼の食事をご馳走したい」
と言ってくれて
家に遊びに行くことになった
彼女の名前はハンナ
家族でマレーシアに移住していて 出会った当時でもう10年住んでいた
英語がとても上手く
大学で韓国語を教えている
息子2人は違うインターだけども、うちの長女と次女と全く同じ歳で
彼女ともまたとても親しくなり
たくさんの時間を一緒に過ごす事ができた
2人でスタバへ行き
話が盛り上がりすぎて気が付いたら5時間経っていた事がある
2人とも今でもマメに連絡をくれてお互いの状況をよく話しあっている
ハンナは今も
大学のオンライン授業を頑張っていて
ワクチンの順番がやっと回ってきたと喜んでいた
そしてソンミは
私と同じ時期に帰国して今は韓国の大学に通い社会福祉の勉強をしている
いつも前向きで努力を続ける2人にたくさん影響を受けたマレーシアでの生活
また2人に会っていろんな話をしたい
そのためにも韓国語の勉強を頑張ろうと決心しながらもズルズルとただ韓国ドラマを観続けてしまう
自分に甘いアラフィフなのでした♪