もちろん🤗
『ヨゴレウバユリ、嫗緑(うばみどり)』
「汚れている」
「枯れかけている」
「もう美しくない」
そんな言葉は、人が勝手につけた名前。
ヨゴレウバユリは、若い頃の華やかさを終え、種を残すために静かに姿を変えていく花です。
その姿は決して終わりではなく、
命を次へ繋ぐための、大切な時間。
けれど私たちは、
老いや変化を「価値がなくなった」と思い込み、
気づかないうちに名前で誰かを傷つけることがあります。
花も、人も同じ。
皺が増えることも、
色が変わることも、
歩みがゆっくりになることも、
生きてきた証です。
誰もがいつか通る道だからこそ、
笑うのではなく、
そっと敬意を向けられる世界であってほしい。
ヨゴレウバユリは今日も、
深い森の中で静かに立ち、
言葉よりも雄弁に、その背中で生き様を語っています。
