I would call him 

を、『(私が)彼に電話を掛けるだろう』という意味なのかな、と思っていた時期がありました。

 

本当の使い方を初めて知ったのは外資系企業で秘書として働いていた時のこと。

担当していた上司Bさんが、

宛先:彼の同僚Vさん、CC:秘書(私)

に送ったメールの一部でした。

 

(なんでVさんの仕事なのに、Bさんが"彼"に電話するんだろう??Bさんには関係ないことなのに)と?マークが頭いっぱいの私。

帰国子女で秘書仲間のMさんに聞いてみたら、

willじゃなくてwouldってあるから仮定法。もし僕だったら彼に電話するって意味だよ」

と教えてもらい、目から鱗。

IF節がないと分からないじゃなーーーい!!

と驚いた事から、その後はしっかりと頭に残りました。

 

↑この場合、ただの仮定法ではなかったひらめき電球

この感覚がとても分かりやすく説明してくれている本を見つけたのでご紹介。

 

p36から始まる 1 独立型コミュニケーションの象徴 would

では、どうしてwouldを使うのかがとても分かりやすく説明されています。

『千と千尋の神隠し』の英語訳から、リンのセリフ「行かねぇほうがいいぞ」がなぜ

"You shouldn't go."と訳さずに"I wouldn't go right now."となるか。

日本人には分からない感覚が学べるのでおススメです!

 

 

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たまたまドラマを見ていたら、

ifが省略された仮定法過去完了がこんな風に使われていました。

 

A: 「あれ?言ってなかったけ?」

B: 「No, I think I would have remembered that. 」

   「(もし聞いていたら/あなたが言っていたら)覚えているハズだから」

 

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他にも、アメリカドラマのBones Season 9 Episode 22 The Nail in the Coffin でも、

  

(Image Credit: FOX and Bones)

取調室にて、ボーンズとブースが重要参考人に事情聴取。

被害者との関係等を聞いている途中、おもむろにボーンズが質問します。 

ボーンズ 「May I feel your mandible(下顎)? It'll just take a second. 」

参考人: 「Do I have to?」 

ブース: I would.」 

If I were you, I would do itって感じがかなり短縮されているんですよね?

自分でもこの簡潔仮定法がスラスラと使えるようになると、

英語のレベルが上がるような語学気がします

 

 

 

wouldの仮定法は本当によく使われるので、

必ず覚えておくようにしましょうラブラブ

 

 

 

2010年に初めて取り上げて以来、2013年、2022年追記しています。