日々心身ともに疲れている、都内で働く独身女性にはぴったりのタイトル
楽しいこともいっぱいある東京だけど
その分疲れることもたくさん感じる今日この頃
勝手にこの都会や、女性としての生き方などのエッセイを期待して読んだら、
それよりも深く、そして柔らかく、日々考えることや悩みに寄り添ってくれる一冊でした
正直林真理子さんみたいな、ギラギラな世界が好きな私にとって、少し物足りないエッセイでしたが、
きっと私にはこの本で語られる、繊細さがないからだと気付かされました
ちょっとしたことで、落ち込みクヨクヨ悩む私は、繊細で考え込みやすいタイプだけれども、
なんだかんだ忘れっぽくて(でも根に持つタイプで)
自分をすり減らしてまで頑張れる人間ではないなと
ゆったりとした心地いい文章
エッセイとはこんなものなのかもしれないと知った一冊です