動物愛護法改正案で、日本犬6種が8週齢規制の対象外となる件について、署名が2種類立ち上がっています。

 

なぜ規制に反対するのか、なぜ早期に親元から引き離すことが日本犬にとって望ましいのか、両保存会・議員からはいまだ明確な理由の説明がありません。

真の目的が利益であるならば、あってはならないことです。

 

これは極めて無責任な暴挙であり、5年に一度の改正を目指して長年尽力してきた多くの人たちの想いと努力を踏みにじるものです。

 

いま、一般の方のみならず、長く動物愛護や法改正に携わってこられた議員さんや著名人、獣医師、弁護士、保護団体の方々が次々と声を上げています。

 

 

柴犬は、長い間日本で最も多く殺処分されている血統種です。

このままでは、規制の対象外となった犬種の犬たちが、今後も悪質なブリーダーの元で苦しんだり、遺棄されたり、殺処分されるという現状が続いてしまいます。

 

改正案は月末に国会に提出され、会期中の成立を目指しているとのことですので、時間がありません。

 

真にすべての動物たちを守る法改正となるように、2種類の署名への賛同および拡散をよろしくお願いいたします。

 

 

署名①

【緊急署名】日本犬6種だけを8週齢規制の対象外とする動物愛護法改正案に反対します!

https://bit.ly/2woNEs0

 

 

 

 

 

 今国会で行われる予定の動物愛護法改正で、ついに8週齢規制が実現することになりました。日本でもこれでようやく、成長後の問題行動を予防し、流通過程での感染症を減らすために、生後56日以下の子犬・子猫の販売が禁止されます。

 

 ところが、まもなく国会に改正案が提出されようというこの段階になって、日本犬6種(柴犬、秋田犬、北海道犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬)については「天然記念物の保存」を理由に、8週齢規制の対象から外されることになってしまいました。これら6犬種の繁殖業者が一般の飼い主に販売する場合には、生後49日を超えれば販売可能になるのです。幼齢期の貴重な1週間を、日本犬だけは、生まれた環境で母犬やきょうだい犬と過ごすことができなくなってしまいます。

 

 原因は、秋田犬保存会の遠藤敬会長(日本維新の会の衆議院議員)と日本犬保存会の岸信夫会長(自民党の衆議院議員)が、8週齢規制の導入に反対したためです。

 

 しかし、日本犬だけを8週齢規制の対象から外すべきか否か、これまでまとまった議論はなされていません。日本犬の行動や免疫力に特化した学術研究の成果も、一般には見受けられません。「天然記念物の保存」が、8週齢規制の対象外にするための理由になっていないのは、誰の目にも明らかです。

 

 今回、「天然記念物」であることで動物愛護法の規定をゆるめる先例を残せば、同法のほかの規定でも、日本犬だけは守られなくなる可能性も出てきます。

 

 TOKYO ZEROキャンペーンでは、天然記念物である日本犬6種について8週齢規制の対象から外すという動物愛護法改正案に対して、反対を表明します。この意見を、皆さまの署名とともに、動物愛護法改正案のとりまとめをしている超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(会長=尾辻秀久参議院議員)に届けます。

 

 

 

 

署名②

8週齢規制で、犬の命を守れ! 犬を商売に使う、岸信夫(自民 山口2区)と遠藤敬(維新 大阪18区)の利益のために、動物愛護法の改正案から除外する犬種をつくらないで!

https://bit.ly/2QpdyVC

 

 

 

 

 

昨秋に成立する見込みであった、動物愛護法の改正案。

 

ようやく、超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(会長=尾辻秀久参院議員)が、今国会中に提出、成立させることを目指していると発表されています。

 

しかし、天然記念物である日本犬や秋田犬を省くとの条件をつけている議員がいます。

表題の公益社団法人「日本犬保存会」(会長=岸信夫衆院議員)と同「秋田犬保存会」(会長=遠藤敬衆院議員)です。

 

これは、「天然記念物の保存が目的」などと理由をつけ、日本犬を繁殖する業者が、一般の飼い主にそれらの犬を販売する場合に限り、8週齢(生後56日)規制の対象から外すというももので、犬の幸せではなく、ブリーダー利益に基づく要求です。

 

このようなブリーダーなど、犬を商売の品としてしか見ない団体の意向を聞くのであれば、もっと大きな団体であるペットショップ業界からも反発を食らうでしょう。

 

犬のためでなく、人間のための例外規定など、百害あって一利なしです。

動物愛護法の改正案には、例外なく、生後56日以下の子犬・子猫の販売を禁じる8週齢規制の導入を要望いたします。

 

 

~転載以上~

 

 

重要な法改正において特例を求めている両議員・保存会は、その理由および科学的根拠を公にきちんと説明する責任があると思います。

 

以下、嘆願先です。

 

 

日本犬保存会 岸信夫衆議院議員(自民党・山口2区。安倍総理の弟)

 

岸信夫議員twitter

https://twitter.com/KishiNobuo

 

日本犬保存会

 https://www.nihonken-hozonkai.or.jp/

 TEL:03-3291-6035

 FAX:03-3291-1985

 

 

 

秋田犬保存会 遠藤たかし衆議院議員(日本維新の会・大阪18区)

 

遠藤たかし議員facebook

https://www.facebook.com/profile.php?id=100007432056229

 

秋田犬保存会

 http://akitainu.sakura.ne.jp/

 e-mail: akitainu@akitainu.sakura.ne.jp

 TEL.0186-42-2502
 FAX.0186-49-0085

 

 

 

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★ねこかつさん

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