猫13匹を残酷に虐待、9匹を死なせた大矢誠被告の凶行について、裁判官は、犯行の残虐性を指摘、「動物愛護の精神に反する」と断じたものの、懲役1年10月 、執行猶予4年という判決に終わりました。
非常に悔しく残念な判決でしたが、法定刑が軽い現在の日本の法律では、やはり実刑は厳しいものであることがわかりました。
動物愛護法違反が器物損壊罪より軽い日本。動物の命は事実上「物以下」として、傷つけられても殺されても「軽微な犯罪」として扱われる現状を変えなければ、虐待は後を絶たず、大矢被告のような恐ろしい犯罪者が野放しになってしまいます。裁判で実刑判決を得るために、法定刑の上限を5年ぐらいに引き上げる必要があります。
動物福祉が進んでおり、また動物虐待は人間への暴力行為、ひいては凶悪犯罪の予兆とみなされているアメリカでは、動物虐待が全州で「重罪」とされ、FBIも、これまで軽犯罪とみなされてきた
犬の虐待で逮捕された男に60年の懲役刑が科されたケースや、犬7匹を惨殺、切断した男に懲役28年の判決が出たり、連続動物虐待死事件で懲役16年の実刑が言い渡されたケースなどがあります。
日本も、真に動物たちを守ることのできる法律に変えていかなければなりません。
愛護法の改正を前に、改めて署名への賛同・拡散のご協力をよろしくお願いいたします。
★PEACE、JAVA、アニマルライツセンターの3団体による署名
動物愛護法の改正を求める署名
締め切り:2018年1月15日必着
★浅田美代子さんによる署名活動
「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正を求める署名
提出は2018年1月末〜2月予定
こちらもよろしくお願いいたします。
動物虐待を「他の暴力的傾向を示唆する危険信号」として刑罰を重くする事を求める署名
【署名】大矢誠容疑者が作成した動画により心的外傷後ストレス障害(PTSD)の被害を受けた方々が存在する。大矢誠を煽動した動物虐待愛好家の刑事責任を問う
もうひとつは、議員さんへ意見を出すことです。
PEACEさんのツイッターより。
来年の #動物愛護法改正 は議員立法で行うことが決まっています。つまり国会議員が法案を作り提出します。
— PEACE (@animalsPEACEnet) 2017年12月12日
ぜひ地元の国会議員に、このような不当な判決は許せず動物虐待(殺傷)罪の上限を5年にあげるべきとメールしてください!
お住まいの自治体から検索できます➡https://t.co/CDJj8EEFHf https://t.co/4GtSeR4Yo6
PEACEさんの記事に詳細がありますので、ご一読ください。
猫虐待の元税理士に執行猶予4年。愛護法改正の声をあげよう!