猫13匹を虐待、9匹を死なせた大矢誠被告に懲役1年10月 、執行猶予4年の判決が出た件について、関連情報をまとめました。

 

ニュースはこちらです。

 

猫13匹虐待 大矢誠被告判決関連ニュースまとめ 杉本彩さん「すごく悔しい」「現行法では限界」

 

傍聴された杉本彩さんによるレポート、記者会見動画等の情報はこちらです。

 

【猫惨殺裁判】杉本彩 執行猶予判決に怒る「法律で裁かれなくても見合った罰は下るはず」

 

 

 

猫に熱湯をかけ、バーナーで焼くなどして虐待死させた、大矢誠容疑者を懲役刑に!さんのFBより

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=504372373267689&id=462170520821208

 

ご賛同者のみなさま

 

12月12日 13時半より、開廷された大矢誠被告の判決で
懲役1年10ヶ月 執行猶予4年という判決がくだりました。

 

裁判官から重刑の理由のかなで、「誠に残虐性なもので常習的犯行である。… 裁判所には、多くの嘆願書が寄せられた、社会に大きな影響を与えた」と、署名についても、またふれてもらえました。


また「駆除行為とは言えない… ネットで煽られたと正当化することはできない」など理由を述べられていました。


廃業に至る、嫌がらせを受けるなどの制裁を受けているとのことから執行猶予がついたものの、常習性があることなどから長期間の4年という判決になりました。

 

みなさん、非常に悔しい思いをされているかと思います。
やり場のない憤りを覚えているかと思います。

もちろん、わたしもです。

 

執行猶予のつく大きな理由の一つに、法定刑の軽さです。
法定刑が5年以下であると、実刑(収監)するのは難しいようです。

 

このたび、大矢誠被告を実刑にすることができなかったのも、
この法定刑が2年以下であることが理由としてあげられます。

いまもなお繰り返されている動物虐待を食い止め、犯罪者を実刑にするためには、この法定刑の底上げしかありません。


でなけれ、こうして何度署名を集めても何十万の数となろうとも
私たちは泣き寝入りするしかないのです。

 

来年は動物愛護法の改正です。
今回は議員立法で決めることになり、2月あたりから改定案がでます。
それに間に合うよう、改正を求める署名を、peace、JAVA、アニマルライツセンターで集めています。


もしも、まだ署名をしていない方がいらしたら、ぜひご協力ください。
http://animals-peace.net/anim…/petition-for-animalwelfarelaw

 

わたしたちは、もうこんな悔しい思いをしたくありません。
大矢誠被告のような人間をいつまでも、のさばらしてはいけないのです。

 

 

 

 

紙署名の発起人、猫の郵便さんより

http://nekonihikare.blog97.fc2.com/blog-entry-1699.html

 

【後味悪さ引きずる動脈硬化的な判決!!「猫の郵便」関係者の中からは、第一回公判の時と同様にたった一人だけが、周囲の傍聴希望者の〝ありがたい融通〟を得て、大矢誠被告人に言い渡される判決を傍聴しました。数時間後に彼女から届けられた生傍聴のレポートをまとめます。杉並区のEさんの目に映った大矢誠被告の印象は、頬がこけるでもなく、目の下にクマができるでもなく、痩せてやつれるでもなく、悪びれる様子もなく入廷し、判決を告げる細谷泰暢裁判長の前に立ったといいます。そして判決は皆さん既にご存知の通り『懲役1年10カ月 執行猶予4年』、被告弁護人の言い分も呑み、検察側の言い分も受け入れ、玉虫色の決着が図られたと言えるでしょう。通例なら、求刑通りの刑期になるのは稀ですから、満額の回答を得た検察が控訴する確率はかなり低くなり、大矢誠被告の刑はこれで恐らく〝確定〟します。被告・弁護人・検察官・裁判所、それぞれの立場が保全され、またしても打ち捨てられたのは、犠牲になった13匹の猫たちとこの国の動物環境を憂う私たち、ザックリそういうことなのでしょう。

裁判が終わるまで、地裁の正門前には、傍聴に外れた人々が残りました。そして裁判が終了すると、勇気ある女性が人々の前に立ち大きな紙に『不当判決』と表示し、辺りは執行猶予がついたのを知ると一瞬〝間〟を置き、すすり泣きが起こり「ひどい」「血も涙もない」「何も分かっていない」という声が上がりました。また別の人が拡声器で『検察は動画などの証拠品を裁判所に提出していない』と伝えると、群衆の中から〝驚き〟〝どよめき〟が巻き起こったということですが、極めてノーマルな反応と言えるのではないでしょうか。先の公判にて『いつ どこで 誰が 何を どうした』の犯罪事実が克明に解き明かされず、被告の身勝手な弁明とねつ造したファクトに検察官が疑義の突っ込みを入れず、執行猶予のアリバイ作りに「妻の嘆願書」だの「母の手紙(非公開)」だの、保釈後に「嫌がらせを受けている」だの「愛護団体に寄付している」だのに時間を割き、『執行猶予ありき』の落としどころ探しの法廷審理なら、出される結果はハナから決まっていた&見えていました。猿芝居、狂言回し、田舎芝居もいいとこです。

執行猶予をつけた理由を聞き伝えから拾うと、初犯であること/初公判で反省を述べたこと/仕事を失い社会的制裁を受けていること/妻や母や家族の存在で更生環境が整っている等々、つらつら述べられているが、取ってつけた建付け悪い〝逃しの虚構〟にせせら笑い片腹痛くなる。究極の苦しみの中で息絶えた猫たちが一顧だにされていない鈍感判決、被告が猫のシリアルキラーになり果てた〝欲望の本性〟が完全に見逃された。一度ならずも十度無限と覚えた暴力快楽の蜜の味は、覚醒剤常習者と全く一緒。それを思うだけで脳からヨダレが出る覚醒剤中毒が、経験前と経験後に脳が変わるのと同じです。だから止められない。だから彼は「記録した」と公判で告白した。また「海外の残酷映像を毎日見ていた」と言った瞬間、検察官は間髪入れずに「精神医の判断を仰ぎます」とやらなかったのか。異常犯罪とサイコパス/ソシオパスが相愛の双子であるのを、犯罪を扱う検察人と司法人が知らない訳があるまい。脳に残虐ヨダレを刻んだ危険人物を家族に逃す判決がどう出るか。こんな父とどう向き合えば良いのか、罪深い判決です

 

署名は終了

最終署名数は 61,830筆

 

以下も、猫の郵便さんより。

http://nekonihikare.blog97.fc2.com/blog-entry-1700.html

 

【大矢誠裁判の判決が確定するのは12月26日】大矢誠裁判の判決は、『懲役1年10カ月 執行猶予4年』とされましたが、これは今現在まだ〝確定〟した訳ではありません。弁護側か検察側のいずれかが、2週間以内に『判決に不服』の控訴をすれば第二審への可能性を残します。しかし判決日から2週間期日で誰も控訴しなければ、第一審の判決が『確定』する。判決言い渡しの後、誰も控訴が出来なくなった状態を『確定』と言います。

ですから、大矢誠被告人の刑が確定するのは、12月26日となります。判決は一度確定したら半永久くつがえることはありません。そして確定後に『裁判記録』が検察庁へ渡されます。これには書類手続きがあり、2週間~1カ月ないし、それ以上かかる場合もあるようです。判決確定後に『裁判記録が閲覧可能になる』と知っていたので、詳細なやりとりを知りたく問い合せてみましたが、誰でも自由に閲覧可能という訳ではなさそうです。

検察庁に移った裁判記録は『公開しなければいけない』という法律がありますが、これは表向きの建前で『正当な理由がないと見せられない』とか『今は整理中で見せられない』と門前払いのケースが多くあるようです。また『自己(被告)が欲しない他者に開示されたくないと考えるのは自然』と、ここでも被告人が法的に保護される恩恵に浴します。それと同時に検察の不手際を護ろうとしていると勘ぐるのはこちらの穿った見方過ぎるか

 

 

 

ヤフーニュースより。今回の判決について、元特捜部主任検事の前田恒彦さんのコメントです。

https://news.yahoo.co.jp/profile/author/maedatsunehiko/comments/posts/15130640110887.5d3c.05456/

 

 

検察側の求刑が低すぎでしょう。法定刑は最高で懲役2年ですが、複数の犯行に及んでいるので、懲役3年まで引き上げられます。少なくともこの求刑でよかったのではないかと思いますが。

また、猫を炙ったガスバーナーとか爪を折るために使ったプライヤーなどの犯行に使用した物は、全部没収しなければならないでしょう。

もとを正せば、動物虐待に対する刑罰そのものが軽すぎます。法改正による厳罰化が求められます。

ネット上でこの被告人を煽り、動物虐待をエスカレートさせた人々に対しても、教唆犯などの形で捜査のメスを入れなければ、またいずれ別の動物虐待者が現れ、神扱いされ、同様の虐待や動画配信に及ぶことになるのではないかと危惧します。

 

 

 

★PEACEさんのツイッターより

 

 

 

 

デイリーニュースオンラインより

 

ダレノガレ明美、猫虐待事件の判決に不満を表明「法律ってなんなんだろ」

 

 

 

 

Sparrowさんのツイッターより

 

 

 

司法に関わるお仕事をされている、猫伯爵さんのツイッターより