先月半ばから見始めた韓流ドラマだが、一昨日の時点で７作を見終えた。
半月ちょっとで７作というのは多いのか少ないのかわからないが、１つの作品が１６話あるので、けっこう多いのかもしれない。
１話１時間だと１６話、１話３０分だと３２話である。
他に２４話とか２６話というのもあるようだが、まだ見ていない。
７話を見たところで、色々と興味深いことがわかった。
その１ お酒
以前、映画に夢中になっていた時に話題になった「猟奇的な彼女」は映画館に見に行った。
あの時も思ったのだけれど、お隣の国は、男女問わずとにかく酒好きだということ。
嫌なことがあったりすると、すぐに居酒屋に行ってチャミスルを飲む。
飲み方も決まっていて、小さなグラスに注いで、注いだ分は一気飲みする。
私がよくやる ”強い酒のちびちび飲み” なんて絶対にしないのだ。
散々飲んで、酔っ払って醜態を晒す。
酔ったことがきっかけでストーリーが展開することも多い。
そりゃ、韓国にだってお酒が苦手な人もいるだろうし、嫌なことがあっても酒に走らない人もいるだろうけど、少なくともドラマでは必ずと言っていいほど居酒屋シーンが登場する。
なんでなんだろ？と思うのは私だけかなあ。
その２ 喧嘩
女子同士の喧嘩シーンはエキサイティングである。
日本みたいに、ほっぺたをバシッと叩いたり顔にバシャっとグラスの水をかけるとかではなく、髪の毛を引っ掴んで大暴れする。
髪の毛がごっそり抜けるシーンも見た。
大声で罵り合い、とことんやりまくる。
男同士の喧嘩シーンも実によく出てくる。
韓国語はわからないけれど、おそらく汚い言葉の連発なのだろう。
ほんとにびっくりする。
その３ 豪邸
主人公がお金持ちというドラマが多い気がする。
主人公が普通の人でも、必ずどこかでお金持ちが登場して、豪華なマンションの部屋とか豪邸とかが出てくる。
そういう家や部屋は、本当にセレブ感がハンパなくて、ため息が出てくるほどだ。
凄いなあ。
やっぱり、ドラマというのは非現実の世界だから、当然なのかなと思う。
その４ 幻想
タイムスリップものや人間ではない存在との恋愛とかが多い気がする。
見てとても気に入ったのが、九尾の狐さんとの恋愛ものだった。
これぞ究極の非現実世界。
映画もドラマも、非現実を見て楽しむものだから、なんでもオッケーだ。
その５ プレイバック
過去のシーンが挿入されることが実に多い。
主人公の子供時代や高校時代のエピソードとか。
シーンをわざとプレイバックして、主人公のモノローグにのせて追想として表現する。
見ていて非常にわかりにくいと感じたことも多かった。
どう見ても３０代の俳優さんが、そのまま高校生の格好をするので、無理がある。
童顔の人は問題ないけど、そうじゃない人は違和感満載である。
以上、５点を挙げてみた。
まだまだ韓流ドラマファン初心者なので、これからも気がついたことがあったら書く予定。
もっとも、私が韓流ドラマを見る理由は、小説を書くための参考にするためなので、小説をやめたらドラマを見ることもやめるかもしれない。
思えば、ちょうど１０年前に転機があった。
無関心だった韓国のことを知り、嫌韓まっしぐらに突き進んでいた。
あれから１０年。
相変わらず韓国という国はイケスカナイと思っているけれど、日本だって酷い国に成り下がり始めたから、おあいこかなって最近はよく思う。