財布を忘れる | 空即是色

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買い物が終わり、セルフレジでポイントカードを出そうとしてバッグを見ると、財布がなかった。

確かにバッグに入れたという「記憶」があったので、盗られた?!と思って焦った。

 

しかし、よく考えてみると、バッグをどこかに置いたり目を離したりした覚えが全くない。

ということは、例の私の”記憶違い”だろう。

焦った気持ちはすぐにどこかに消えていく。

 

行きも帰りも歩いて運動する予定だったが、とりあえず車ですぐに帰宅して財布を確認することにした。

いつもバッグの中身を並べている場所を見ると、そこに財布が鎮座していた。

 

やっぱりねえ…

夫に「やっぱり家にあった」と報告すると夫が「よかったねえ」と言ってくれた。

 

そういえば、行きに歩いていた時、向こうから歩いてきた女性が私の顔を見るなりバッグの中を確認し、すぐに元来た道を引き返して自宅に戻っていくのを見かけていた。

何か大切な物を忘れて出てきてしまったんだろう。

私がノーマスクだったし、その女性もマスクをしていなかったので、マスクを忘れたんだろうなあ、なんて思った。

でも、お財布だったのかもしれない。

家を出てすぐに忘れ物に気が付くのはいいことだ。

レジで財布がないと分かった時の衝撃は大き過ぎる滝汗