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空即是色

歌うことが好き、見ることが好き、書くことが好き

歯科通院のため電車で横浜へ。

今日も私以外は全員マスクなのかなあと思いながら3人掛けのシートの端っこに座っていた。

途中で乗車してきた女性が二人、私の前の席に座った気配がした。

見ていたスマホから目の前に視線を移すと、なんとその二人はノーマスクだった。

 

若い女性である。

しかも、二人ともめっちゃ美人さん。

 

今まで、何度か若い女性がノーマスクというのを見かけたことがあったが、大抵は一人だった。

(なぜか全員が美人さん)

綺麗な女性の素顔を二人分見ることができて、とても幸せな気持ちになった。

 

さらに、彼女たちは後から乗ってきた年配の女性に席を譲り、自分たちはドアのそばに移動して行った。

彼女たちは見た目も美しいが、心も美しい。

ますます感動してしまった。

 

どこで降りるのかと思ったら、私と同じ横浜駅だった。

改札を抜けて、二人で颯爽とマスク軍団の中を歩いて行く。

その後ろ姿をチラッと見送った。

(本当はもう少し眺めていたかった)

 

それにしても、ノーマスクの友人がいるとは羨ましい。

たった一人ノーマスクで電車に乗ったり人の大勢いる駅の構内等を歩くのは、なかなか勇気がいるものだ。

でも、友達と二人ならどうということはない。

むしろ、テンションが上がりそうな気がする。

 

私と一緒にノーマスクで歩いてくれそうな友人は、今のところ皆無である。

新しく同志を作らない限り、無理な気がしてきた。