毎年2日に行っていた鎌倉の神社に、1日遅れで参拝してきました。
もう5、6年でしょうか、毎年通っているので、行かないとどうも落ち着かなくて…
それは夫も同じ気持ちのようで、今日は当然のようにふたりして出かけました。
写真を撮ってSNSにあげる時に位置情報を確認することができますが、この神社はリストにあがることもありません。
徹底して「宣伝」していないのです。
宮司さんは
「宣伝すると、毎年こうして参拝に来てくださる方が、もう来られなくなってしまうからです」
とおっしゃっていました。
「宣伝すれば、私の収入も増えて、蔵が2つ3つ立つでしょうけどね」
宮司さんのお話はジョークを交えて、いつも本当に面白くてためになります。
「こうしてこの時期に誰もが参拝にでかけるのは、日本だけです。日本人が農耕を始めた何千年も前から変わっていません。農耕というのはひとりでできるものではなく、みんなが力を合わせないといけないことです。だから神様に祈るのです。その長年続いてきたことが、私たちの中にDNAとしてインプットされているのです」
「みなさん祈る時は、おそらく自分のことや家族のことを祈ると思います。でも、それは結局は社会や国のために祈っているのと同じことなのです」
なるほどなあと思いました。
正式参拝の際のお話が楽しみでこの神社に通っているようなものです。
おみくじをひいたら、今日も大吉でした。
あとでゆっくり読もうと思ってたたんでバッグに入れておいたのですが、どこかで落としてきてしまいました。
残念!
でも、大吉だったからよしとしましょう。