天皇杯2回戦 | auf Regen folgt Sonnenschein

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どんなに大変な時が続いても、また必ず素晴らしい時はやってくる。
長年勤めた職場を退職し、人生の第2幕が始まりました。
これからは、好きなことにとことん嵌って人生を楽しみたい!!

昨日の夜のNHKBS;テレビの前から動けなくなった。

画面の中の緑のフィールドでは、天皇杯2回戦、J1首位の町田に筑波大蹴球部が挑んでいた。名門筑波大は、A代表の三苫選手や谷口選手の母校。現在の筑波大にはU-23 アジア杯に唯一大学生として召集された内野選手をはじめ、将来のJリーガーも複数いるようだが、それでもあくまでも「大学生」であり、プロではない。そんな彼らが、J1首位のプロ集団を相手に、頑張っていた。相手を倒すことなく、プロから何度もボールを奪っていたいのが印象的だった。ディフェンスではイエローカードをもらう場面もあったけれど・・・。

 

1-0で、後半のアディショナルタイムに突入。そして・・・。そのアディショナルタイムに内野選手が同点のゴールを決めた。もう「キャプテン翼」みたいな展開に興奮する!!

 

15分ハーフの延長戦。エリア内でファウルとなり絶体絶命のPK。U-23 アジア杯のウズベキスタンを思い出した。それを、GKが止めた。何度も危ない場面はあったが、最後まで追加点を入れさせなかった筑波大。1-1で、PK戦となった(PK戦と言えば「キャプテン翼」Jr.ユース準決勝フランス戦)。

GKをメンバーが順に激励して送り出す。若干20歳で、プロの選手と1対1で向き合うってどんな気持ちなのだろう。でも、彼らにとって「勝ちたい」試合ではあるが、「勝たねばならない」試合ではない。あくまでも挑戦者。PK戦。GKが町田の3人目を止めた。その後、筑波大の4人目が外したが、町田も外し、結果としてPK戦4-2で筑波大の勝利となった。

 

試合後のインタビューで、GKが「分析班の仲間が、事前に相手チームのデータを解析してくれて、それに基づき戦略を立てていたから勝つことができた」というようなことを言っていた。学生主体の蹴球部。今回、テクニカルエリアに立ち続けていたヘッドコーチは大学4年生だった。
 
フィールドの中を見ていても、サッカーは個人の技術も大切だが、やはりチームプレイの競技だと感じる。しかし、実はフィールドに立たない仲間も含めてのチームプレイなのだ。たぶん、これはプロでも同じなのだろう。
まだまだ、サッカーはど素人のmomoko-mama。もっと知りたいと思った。
 
ちなみに、サンフレッチェは、地域リーグの「リバレイン下関」に11-2で快勝。格下との戦いであっても、手を抜かないのが相手へのリスペクトであり、プロの仕事なのだろう。監督は、失点した2点について、相手の攻撃が上手かったと褒めていた。