十字星のキセキ | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

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氷艶2024-十字星のキセキ千穐楽公演を見てまいりました。

日付変わってからの帰宅でしたが開幕以来SNSに流れてくる感想をかたっぱしから読んでついつい夜更かししてたので

まだもうちょっとの間は起きていられそうです。

なのでまずは見たまま感じたまま少しだけ書いておきます。

 

実は現地に向かう途中、乗り換え駅のホームで大ちゃんファンに声を掛けられましてね。PUMAのキャンパスバッグが目印でお仲間だとわかったからだそうです。

すでに公演をご覧になったそうで道中、本公演に対する非常にポジティブな感想を聞かせていただくことができました。見どころのシーンや、3日目のトークショーの事。

今回残念ながらトークショーは外れてしまったんですけど、おかげさまでだいぶ様子がわかりましたし、私も見聞きしていた情報と照らしながら期待を膨らませて拝見することができました。

 

つい数分前に初めて会ったばかりなのにまあ話が弾む弾む、こういう所がやっぱり大ちゃんが結ぶご縁のありがたさですね。大ちゃん自身ももちろん素晴らしい縁を引く運があるんですけど、そのおすそ分け、私も大いにいただいております。

旅は道連れ、素敵なひと時を本当にありがとうございました。

 

昨日たまたまKAGAYAさんの展覧会が横浜そごう美術館で開催中だと知り、急に思い立って会場入りする前に立ち寄ることにしました。

そごう美術館には氷艶-月光かりの如くの衣装展で行ったことがありますし、今回は夕方4時から1公演のみですから時間にゆとりがあります。いくら好きでもこんなチャンスでもなければなかなか横浜までは出てこれませんからね。

 

KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物

 

急遽決めたのでその後慌ただしくなってしまいましたが、でも思い切って良かったです。展示されている写真は撮影OKの上、SNSでの公開も許可されていました。

せっかくですし、私にとってはビジュアル化された”銀河鉄道の夜”の原点ですので、撮影してきた写真を紹介しつつ、「十字星のキセキ」の感想を書き進めていきたいと思います。

ただもちろん写真の著作権はKAGAYA氏にありますし、このブログからの転載はご遠慮ください。

 

 

さて、今回の氷艶2024、まさにこの銀河のイメージですね。大小あらゆる星が色とりどりに輝きながら、とてつもなく大きなエネルギーを放ってる。だけど混とんとしてカオスというか、明け方の夢のようなとりとめのなさが、心にもやっとしたものを残し、結局ゆずの熱唱という力業でなんか一つにまとまって終わるみたいな・・・

 

いやこれはほんとあらかじめ情報を入れておいて正解でした。初見ですべて把握するのはなかなか難しい。銀河鉄道の夜は一応事前に読んでおいたのですが、あまりイメージを強く持たないようにしてたんです。でもこれは原作をじっくりと読んでおいたほうが元になってるシーンとかセリフが分かりやすかっただろうし、別の意味でもう少し楽しめたかな。

 

幸い録画は成功してたのでもう一度読んでから映像で補完しようと思います。

 

正直、漫画なら10巻分くらいある壮大なストーリーの尺をだいぶ端折って仕立て直したような嫌いはあるし、脚本を何度も書き直したというご苦労の一端がなんとなくわかる気もするんですが、お話自体はとてもいいのでちゃんと味わってみたいんです。

 

かといってあまり言葉を足してしまうとこんどはフィギュアスケートとしての説得力が失われる。その辺のバランスのとり方が難しかったんじゃないかと思いました。

3人の友情と亀裂、そして死に至るまでを描いた前半はかなり演劇色が強く、アイスショーである必然性は感じられませんでした。もちろん歌い演技する大ちゃんは月光かりより超進化してて新鮮な驚きだったんですけど。

 

でもこれはスタンドで見てたせいもあるんです。表情が良く見えませんからね。

この辺はあとで録画みたらまた印象が変わると思います。

 

俯瞰から見てて一番良かったのは蠍座のシーンでした。これはもうスケオタ万歳の演出で、立体感とスピード、炎の演出も秀逸でした。絶対にスケートじゃないとだめなやつ。なんてったって荒川さんは立ってるだけで悪の権化(褒めてます)存在そのものが非常に雄弁でセリフは必要ありませんもの。

 

ま、でも些細な違和があったにせよ、これもまた氷艶の醍醐味。異業の人々が集い、己の才を存分にぶつけ合うことによってまた新しい星が生まれる。そのまばゆく輝く光はまさに青春そのものだし、氷艶が異色の面白さを持つ理由でもあります。

 

特に大野さんとのコラボは非常に親和性が高くてこの出会いこそがキセキと皆さんがおっしゃる通りでした。

このご縁はきっとこれからも何かを生み出してくれると信じてます。

 

つづく