こんばんは。
明日は四大陸選手権アイスダンスフリーなのですが、残念ながら地上波の放映はありません。
しかしフジスケさんがちゃんとRDをアップしてくださったので、
FDもこの流れで見せてくださるだろうとめっちゃ期待しています。
例によって早朝というか夜中の3時に目が覚めてしまったので、肝心の本番前は若干の夢うつつ。でももちろん演技の方はバシッと覚醒し、いかにその前のカップルがツイズルで苦労しようともkana&daiは好調を維持して決めて来るだろうと思っておりました。
だがしかし!
コロラドの高地はそんなに甘くなかったですね。まあ心の片隅で覚悟はしてたのでショックはなかったけれど、かなだい!お前もかーー!!ってなりました。うん、でも思う以上に素晴らしい演技だったとこれは伝えておきたいのです。
かなちゃん自身何があったのかは正確には分からないと思います。周辺に町があって平地だとご本人たちの感覚はそこまで山の上だとは思わないのでしょうが、間違いなくそこは1800メートルの高地。体以外にもいろんな面で変調が生じるんですよね。
私が全日本から新幹線で長野に到着した際、まじで耳が全然聞こえなくなって、一切が静けさに包まれていたあの感覚を体感した身としてはたった300メートルの標高差ですら軽視することはできません。
だからもちろん心配は尽きないのですけど、忘れたとはいえコロラドでの試合経験が無いわけではない大輔さんが出場を辞退されなかったのですから、もう後は応援するしかありません。
でもそこは大人の男ですからね。
無理するところと引くべきところ
その点はキチンとわきまえていらっしゃると哉中ちゃんへの超男前のハグを見ながら察しておりました。
一人ではないってこういうことだな・・・と。
誰かと人生のひと時であっても運命を共にするというのは良くも悪くも覚悟を伴うことで
自己責任で全てを果たせるのとは違います。
髙橋大輔さんというちょいとメンドクサイ系のアスリートに惹かれてその若き日々をのめり込んで応援してた頃を思い出すと、
到底誰かと共に試合に出る姿は想像つかなかったのですけど、去年の春ごろ収録されたらしいこのインタビューを拝見し、
人はいつまでも同じところに留まっているわけではないのだと感じ入りました。
どちらかと言えば哉中ちゃんのアイスダンスへの意気込みに賛同して引っ張られてここまで来たかのように見えてましたけど、
やっぱり大ちゃんはスケートの先輩として重ねた経験値を踏まえて、パートナーをサポートしつつ、相手が傷つかないように距離も測ってこられたんだなと。
でもちゃんと意見をぶつける時は遠慮せずぶつかり合って、互いに借りを造らず二人で一つの目標を目指したからこそ今があるのだと。
この関係は例え競技を引退しても一生続くと大ちゃんが明言したことで、哉中ちゃんも安心して身を投じる事が出来たんだろうと察します。
もちろんそんなに何もかもが上手くいかない。いかに長年連れ添ったパートナーだとしても歯車が合わなくなるなんてそれこそ私自身が日々実感してますよ。でも誤差あって当たり前と互いに認識しあってるからこそ長く続けられるのです。
大ちゃんと哉中ちゃんの今後に幸多きことはもうこの3年で確信しております。こんなにも相手を思いやり、言葉を紡げるだけのコミュニケーション力が高い人たちの人生が上手くいかないわけがない!!
でもってあとはひたすらご無事で滑り終えることを祈るのみなのです。
どんなハードな体験にせよ、二人で分かち合ったという記憶はめちゃくちゃ硬い絆に繋がるのでね。
私自身、大ちゃんの応援を通して色んな異世界の方々と知り合えそして一度でも会話できたことが自分の小さな人生をいかに豊かにしたかを知っています。
まして、本気でぶつかり合って真剣に何かを目指した人が一人でもいたら、それは掛買いの無い財産なのです。
まずはお互いを尊重し相手の安全と命を一番に
そしてそれが幸運だろうとそうでなかろうと心行くまで分かち合って生きていく
そんな姿をただひたすら拝見できるだけで、超ラッキーな人生だと断言できるんです。
一番は彼らの魂にとっていい風が吹きますように
そして願わくばみんなが笑顔になる競技結果でありますように
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