先ほどまでチューリッヒ在住のAさんとお話ししてまたまたいろんなことを質問させていただいてました。
何もかもが新鮮で、お聞きしたいことばかりで、我ながらまるでアルプスの少女ハイジのような気がしましたよ。
あ、全く少女じゃない?わかってますってばー。
次々と繰り出される私の質問にご丁寧に答えてくださったことほんとに感謝してます。
えーとまず何からお伝えしましょうか?
こちらは前のブログでご紹介したチューリヒ大学です。とても歴史ある建物に見えますよね。
お聞きしたところヨーロッパの大学では比較的歴史は浅く創立は1833年だそうです。
それでも日本に比べたらすごく古いですよね。
それもそのはず、ここにはローマ時代以前から集落が存在しておりました。
しかし集権国家ではなく、早い時期に地方自治体として市民主導型の都市国家体制になっていたため、スイスにはお城というものがないんだそうです。
(訂正:スイスは王権国家ではななかったのでフランスやイギリスのような王宮はありませんがスイス各地をかつて支配した領主の城は大小残ってるそうです)山に隔てられたため、それぞれの地方による独自文化が発展しており、自治権をもったいくつかの州による連邦国家だったわけです。
しかし今のような統一国家になったのはナポレオン侵攻後のことでちょうどチューリヒ大学が創立された時期と重なります。日本で言えば江戸時代中期以降ですから、古くて新しい国って感じですね。
チューリッヒはスイス最大の都市でチューリッヒ州の州都です。スイスの商工業、文化、芸術の中心地でもあります。第二次世界大戦を乗り切った後は驚異的な経済成長を遂げ、中心地であるチューリッヒは世界で最も裕福な都市ともいわれ、海外赴任においては最も物価が高い場所ともされております。
まあ私のような庶民には伺っただけでもハードル高そうなところです。
まずは気になるその物価から伺ってみました。現在の為替の1スイスフランは113円です。
珈琲一杯400円から500円くらい、大概ビールのほうが安かったりするそうです。
お、それは呑み助な私としてはうれしい。まあコーヒーも日本で喫茶店で飲むなら同じくらいですよね。
大きなグリルしたソーセージがパン付きで800円くらい。
むむむ、それだと微妙に高いかな?売店で買うとしたら躊躇するお値段です。日本で言えば軽井沢値段です(笑)
でも一本でおなか一杯になる大きさだとか。
マクドナルドのプレーンバーガーが250円くらい
おお、だったら急に何かの都合でチューリッヒに行ったとしても(どういう都合や?)
飢え死にはとりあえず免れそうですね。
果物は断然東京デパ地下よりも安い・・・ってそれは当たり前かな?
4~500円でおいしいリンゴが4、5個買えるそうです。あ、長野と同じね。
バナナは3本200円
柿はひとつ100円くらい。
ふむふむ、そこまでは高くはないのですね。
しかし、やっぱり海外だし、お水は買わないといけないのですか?と伺ったところ、そのまま水道水が飲めるんだそうです。わー良かったーー、これで食事はなんとかなりそうだ。
飢え死には免れるーー
って行けないくせに胸をなでおろす私w
ホテルでも水道水が飲めます。が、しかしレストランで「お水ください」というのはちと勇気が必要なんだそうです。だって有料のお高い飲み物で稼ぐのがレストランですから、水で済ませようなんて客はありがたくないのだとか。
まあそれはいずこも同じかも~
でもちゃんとお水は無料でサービスしてくれるそうです。水道水にお金をとったりはしません。
ソーセージは立ち食いならばパン付きで800円ですが、そのお店の2階にあるレストランだと同じものが席料を加算されて1300円になるそうです。
そこにザワークラウト(キャベツの酢漬け煮)が800円。ノンアルコールビール500円、エスプレッソやはり500円にチップを少し上乗せすると3000円は超えるとのこと。
でもお昼のランチだったらこの値段ならもっとまともなものが食べられるそうで、まあ日本とそんなに大きな違いはなさそうですね。
旧坂の道路には凍結防止の塩が撒かれています。その点は長野も同じですね。冬は道路に塩化カルシウムを撒きます。塩気を含んだぐちゃぐちゃの雪の上を歩くと革靴は大ダメージ。
あ、わかります。乾いた後は変色して、白い線が付着してしまうんですよねー
雪国を歩くなら革靴は避けましょうーー!
この坂を上ると旧市街の真ん中にある丘の上の広場に出るそうです。
天気がよければ観光客と散歩の人でいっぱいのにぎやかな広場だそうです。
誰かが作った雪だるま。さすがスイス、日本と顔が違ってる~~
遠く高台に見えるのはチューリッヒ大学のお隣のチューリッヒ工科大学。
スイスには国立大学が二つあって、二つとも工科大学なのですが、一つは、このチューリヒ工科大学、もう一つは、ローザンヌ工科大学だそうです。
チューリヒのメインストリート、バーンホーフ通りは、雪にめげない買い物客が結構な賑わい。
横浜で言うところの高級ブティックが並ぶ元町通りみたいなものですかね?
古い街並みが良く残るアウグスティーナー小路は、代表的絵葉書のスポットですって、行ってみたいーー!
かわいらしくディスプレイされたウィンドウ。
チューリヒの有名チョコレート屋さんの一つ、トイシャーのショーウィンドウの外から。
きゃあーおいしそう~
同じくチューリヒを代表するチョコレート屋のシュプリュングリ本店。
春から秋にかけては、左手の同店カフェの前の路上は、カフェのお客に占領されてしまうんですって。
あ、私もリンツのシャンパントリュフチョコレートをAさんからお土産にいただきました。
大変おいしく、でももったいないので少しずついただいております。
スイスのお土産はチョコレートにしておけば間違いないですね。
つづく
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