亀仙人
「次に、オシレータ系指標では、
ストキャスティックスとRSIくらいでよいじゃろう。
まずは、ストキャスティックスからじゃ。」
ストキャスティックスは、米国のチャート分析家ジョージ・レーンによって、
1950年代に考案されたテクニカル指標である。
逆張りのの投資手法において、よく用いられておる。
ストキャスティクスとは、推計(Stochastics)を意味するテクニカルチャートで、
現在の株価とその日までの一定期間内の株価とを相対的に比較し、
買われすぎ・売られすぎを判断するものじゃ。
ストキャスティクスの種類は、動きの速いファーストストキャストと、
動きの緩やかなスローストキャストがあるのじゃ。」
ファーストストキャストは、 %K と %D という指標を使う。
スローストキャストは、 %D と %SD という指標を使う。
E3
「なんか、舌を噛みそうな名前だし、難しそうだな。」
亀仙人
「ま、見方は簡単なので、大丈夫じゃ。」
◆買いサイン
① 右側にある値が、0~30%にある時は、
売られすぎゾーンと見て「買いサイン」と判断する。
② %Kが%Dを、下から上に突き抜けた時。
◆売りサイン
① 右側にある値が、70~100%にある時は、
買われすぎゾーンと見て「売りサイン」と判断する。
② %Kが%Dを、上から下に突き抜けた時。
亀仙人
「数字で判断できるので、わかりやすいじゃろ。」
E3
「舌噛みそうだけど、確かに解り易い。
早口言葉で10回続けていったら、絶対に舌噛むな。」
本日もご覧いただき、ありがとうございました。